８年連続Ｂクラス（４位以下）と低迷するチームにも、好材料はある。
昨季の中盤から岸田、金子らが先発に転向し、球宴後は２７勝２８敗１分けとまずまずの戦績を残した。
２人に加え、３年ぶりにチームに復帰したパウエル（前巨人）がどんな動きを見せるかにも注目だ。
ここ数年「層が薄い」と言われる左腕は、３年目の中山が先発争いに食い込みたい。
打線は西武からカブレラ、阪神から浜中を補強し、ローズやラロッカとともに「重量打線」の迫力を増した。
機動力不足を補うためにも、補強組のパワーに大きな期待が掛かる。
監督、投打両チーフコーチと３人の外国人指導者の下、最下位脱出の糸口をつかみたい。

(時事通信)