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from: Felixさん
2008/02/25 23:05:29
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大味覚悟、ドカンと補強
背中をのけぞらせてつくる独特の構え。
バットを振り下ろすと、打球は120メートル先の外野フェンスを軽々と越えていく。
2次キャンプ初日の19日。
チームに合流したばかりのカブレラのフリー打撃が、チーム内外の関係者の視線を集めた。
「素晴らしい。きっとチームの助けになる」。
打球を見つめていたコリンズ監督の表情が思わず緩む。
けがで苦しんだ昨季とは違う。
視察に訪れた楽天、ソフトバンクのスコアラーがうなった。
「打球が鋭い。体も絞れ、できあがっている」
今季、重視するのは機動力野球のはずだった。
昨季の盗塁数は12球団ワーストの41個にとどまり、536得点はリーグ5位。
得点力アップへの課題は明確だ。
しかし、それに相反する大砲の補強。
昨季は最下位で、8年連続Bクラスに沈むチームの浮上には、機動力に加えて「起爆剤」が必要だという判断からだ。
そこで白羽の矢を立てたのが、カブレラだった。
西武時代の7年間で273本塁打、シーズン55本塁打のプロタイ記録(02年)の実績がある。
「個人的な目標より、優勝の原動力になれれば」。
そう語る36歳と、同じく55本塁打(01年)の記録を持つローズ、昨季27本塁打のラロッカ。
この3人で組むクリーンアップは脅威となる。
3人は一緒に打撃練習をする。
ローズは言う。
「互いに技術を高め合っていけば、いい効果はある」。
移籍組の浜中、古木も刺激を受ける。
けがからの復活を期す浜中は「力が違い過ぎるが、改めて本塁打の魅力を感じた」と、かつての力強い振りを模索中だ。
カブレラ加入による相乗効果は、1、2番争いにも表れた。
主軸の打力を生かせるかどうかは、その前の打者の出塁率にかかる。
若い選手が目の色を変えた。
昨季46試合に出場した坂口は「主軸を生かすためにも、もっと足を生かして出塁率にこだわっていきたい」と、積極果敢な走塁で猛アピールを続ける。
守備力には目をつぶって強打者をそろえたオリックス。
監督は「主軸以外の選手が何で勝利に貢献できるかも重要」という。
一発に加え、小技や足を絡めた攻撃ができれば、低迷するチームが大化けする可能性はある。
(朝日新聞)-
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