「投打にベテランの技＝ローズ１号、川越は初勝利」
２回以降、毎回走者を背負いながらもオリックスの川越は粘った。
６回途中、背中がつるアクシデントにも「大したことはない。投げられる」と続投。
２回の無死二塁を切り抜けるなど、７回を１失点。
昨年まで３年連続で開幕投手を務めたベテランらしい落ち着いたマウンドさばきで、流れを引き寄せた。
４失点で降板した楽天戦から中４日。
「早く投げたかった。（前回の）悔しい気持ちがいい方向にいってくれた」と初勝利に穏やかな笑顔を見せた。
３４歳の力投に、３９歳のローズが待望の一発で応えた。
８回に味方が１点を勝ち越した後、渡辺俊のシンカーをとらえてバックスクリーンへ今季１号２ラン。
前日までわずか５安打、打率２割１分７厘と苦しんでいた主砲にも、「ほっとしたというより、うれしい気持ちが大きい」と明るい表情が戻った。
投打のベテランの活躍で連敗を止め、最下位も脱出。
不振のカブレラを外して臨んだコリンズ監督は「いい状態になってきた。まずは勝率５割を目指す」と声を弾ませた。
（時事通信）

「不振のカブレラ欠場」
オリックスのカブレラ内野手は３０日のロッテ３回戦（千葉マリン）を欠場した。
開幕から８試合で１安打と打撃不振のためで、コリンズ監督は「頭を冷やそうと思った」と説明した。
４月１日の西武４回戦（スカイマーク）には出場する予定。
（時事通信）

「オリックスが競り勝ち連敗ストップ」
オリックスが競り勝って連敗を４で止めた。
打線は追いつかれた直後の八回二死二塁から阿部の中前打で勝ち越し。
続くローズの今季初本塁打で突き放した。
川越は粘り強く７回を１点に抑え今季初勝利。
加藤は４セーブ目を挙げた。
（デイリースポーツ）