「「カブレラ地蔵」クダサイ！　オリックス・カブ、打撃不振で懇願」
オリックスのアレックス・カブレラ内野手（３６）が、古巣の西武に対し、「カブレラ地蔵」の譲渡を求めていることが１０日、分かった。
“獲得”に消極的なオリックス球団を、どこまで動かせるか。
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すべては打棒復活のためだ。
西武関係者が、度重なる“催促状”の存在を明かした。
「試行錯誤が続いているようです。地蔵にはかなりいいイメージを持っているようで、何度も『返してくれ！』と言ってきますよ」
「カブレラ地蔵」は、０２年にプロ野球タイ記録となる１シーズン５５本塁打を放った記念として建立された。
だが、移籍に伴って今年３月に撤去され、現在は所沢市内の西武球団事務所の倉庫に保管されている。
ユニホームは変われどカブレラと古巣とのきずなは強い。
先月上旬、西武のスコアラーから計１５４本塁打をマークした０１－０３年のＤＶＤを入手し、今季１号を放った。
だが、打率は２割台前半に低迷。
だからこそ、今度は地蔵に賭けてみる。
「配送料などは自分で負担するみたい」と前述関係者。
重さ６００キロの地蔵の移動には数十万円の費用が予想され、覚悟のほどがうかがえる。
ところが、オリックスの球団幹部は「置く場所がない」と、いたって冷静な判断を下している。
本拠地・京セラドームの広報も「依頼があってから判断する」。
助っ人の荒い鼻息にすぐに応えられないのも、最下位低迷の原因か！？
（サンケイスポーツ）

「西武戦６連敗」
岸を相手に苦戦を強いられたオリックスは、投手が代わった８回にカブレラの２ランで猛追。
続くローズもファウルで粘って四球で出塁した。
だが、浜中が変化球を引っ掛けて併殺に倒れ、攻撃の流れを止めてしまった。
西武にはこれで６連敗。
力の差を見せ付けられて連勝も３で止まり、コリンズ監督は「敗因は岸を打ち崩せなかったこと」と言葉少なだった。
（時事通信）

「西武は継投で逃げ切り、２度目の５連勝」
西武は四回、Ｇ・Ｇ・佐藤の適時打で１点を先制し、六回にはブラゼルのソロで加点した。
オリックスは七回一死から後藤が左前へチーム初安打を放ち、さらに敵失と暴投で二死二、三塁としたが、大引が空振り三振に倒れて無得点。
西武は八回、片岡の二塁打を足場に１点を追加したが、オリックスはその裏、カブレラの２ランで１点差に迫った。
西武は継投で逃げ切り、２度目の５連勝。
オリックスは対西武６連敗。
（読売新聞）