「北川２打席連発　野球人生で初かも」
オリックスの北川が３安打６打点と大暴れした。
初回の先制２ランに続き、２回には３号３ラン。
２打席連続アーチに「もうすぐ３６歳になるけど、野球人生で初じゃないですか」と目を丸くした。
同じ一塁手のカブレラの加入と自らの故障により出遅れたが、ラロッカの離脱で慣れない三塁手として出番が回ってきた。
チームを３連勝に導いた選手会長の活躍にコリンズ監督も「ベンチにエネルギーを与えてくれる」と存在感を認めた。
(スポーツニッポン)

「オリックス北川 プロ初の２打席連発」
夢でも幻でもない。
どでかいことをやってのけた。
オリックス・北川本人が、誰よりも驚いた。
２打席連続本塁打だけじゃない。
１試合６打点と併せて、プロ生活１４年目での“初体験”だ。
「自分でもびっくりしているよ。３５歳の野球人生で初めて。きょうはいい日です」
一回一死三塁から左翼へ先制の２号２ラン。
続く二回の２打席目には一死一、三塁から３号３ラン。
さらに六回、右犠飛で６打点目をマークだ。
今季は、右ふくらはぎ痛で出遅れた。
それだけに元気に野球ができる充実感に浸っている。
「清原さんにはオーラを感じます。練習に取り組む姿勢などいい見本。清原さんも打ったし、いい１日になりました」
慣れない三塁守備も無難にこなしている。
いまやラロッカの抜ける『ビッグボーイズ打線』の一翼を担う存在だ。
(デイリースポーツ)

「北川、復活の２打席連続弾＝ともに初球たたき、計５打点」
２回までに８点を挙げ、主導権を奪ったオリックス。
打線に火を付けたのは３番の北川だった。
１回一死三塁。
ロッテ・渡辺俊が投じた初球に迷いなくバットを振り抜いた。
「打ったのは直球かシンカー。先制のチャンスだったし、ストライクは全部（振って）いこうと決めていた」。
打球は放物線を描いて左翼席へ飛び込み、先制点を奪った。
圧巻は２回の第２打席。
１打席目とほぼ同じ高さの球を、ほぼ同じ弾道で再び左翼席へ。
「カーブを完ぺきにとらえた。自分でもびっくりするくらい、きれいに打ち返すことができた」と自画自賛。
２打席とも初球から積極的に打っていった結果で、わずかふた振りで５打点を稼いだ。
今季は右ふくらはぎ肉離れで出遅れ。
４月２９日に一軍登録されたばかりだが、故障で戦列を離れたラロッカの穴を埋めるのに必死の北川。
この日、２軍戦で本塁打を放った清原とともに、最下位オリックスに明るい兆しが見えてきた。
（時事通信）

「山本、「北川さまさま」 」
無傷で４勝目を手にしたオリックスの山本は、「北川さまさまです」。
北川の２本塁打など、２回までに大量８点の援護をもらい、余裕のマウンド。
「調子はよくなかった」というが、それが逆に丁寧にコースを投げ分ける投球につながった。
打線も先発全員の１４安打で１０得点と投打がかみ合い、５位ロッテとは０．５ゲーム差。
コリンズ監督は「あす、もう一度試合に集中することが大事」と最下位脱出に向け、気を引き締めた。
（時事通信）

「オリックスが大勝」
オリックスが先発全員の１４安打、今季最多タイの１０点を挙げて３連勝した。
１回、北川の２ランで先制。
２回にも北川の３ランなどで６点。
６回にも北川の犠飛とローズの適時打が出た。
山本は８回途中まで２失点で無傷の４勝目。
（時事通信）