「オリックス・日高、８年ぶりの２打席連発！」
オリックス・日高が自身８年ぶりとなる２打席連発本塁打。
六回に１１号ソロ、七回に１２号２ランをともに右翼席に放ち、ソフトバンクに引導を渡した。
「１本目で満足で、２本目はオマケです。この球場ではなぜか打っているイメージが強いから」
好調の投手陣もけん引し、「（接近中の）台風並みに勢いがある」と上機嫌。
オリックス一筋の正妻が、今季のスカイマーク最終戦で輝きを放った。
（サンケイスポーツ）

「オリックス：小刻みに得点し快勝　ＳＢは打線つながらず」
序盤から小刻みに得点したオリックスが快勝した。
一回に後藤の内野ゴロで先制すると、「うまく運ぶことができた」というローズの３８号ソロや日高の２打席連続本塁打などで加点した。
先発・近藤はテンポ良い投球で８勝目。
ソフトバンクは投手陣が誤算。
打線もつながらなかった。

▽オリックス・大石監督
　近藤は気合が入っていたし、腕が振れていた。選手も疲れているし、勝って休めるのは良い。

▽ソフトバンク・王監督
　昨日の勝ちでこちらに流れを持ってこれると思ったが。福岡に帰って５試合か。（本拠地）最後の５試合だからね。

◇手駒が心もとない…流れ変わらぬソフトバンク
　今季初めて中４日で先発を務めたソフトバンクのホールトン。
　正しくは、せざるを得なかったというべきか。
　ロッテ、オリックスと続いたビジター６連戦。
　勝ち頭の大隣が戦線離脱し、頭数は十分いたはずの外国人投手も誰もが本調子にほど遠い。
　６連戦の初戦で、４本塁打を浴びせられた右腕に頼るほかなかった。
　一回はカブレラ、ローズを警戒するあまりに四球を連発して１死満塁。
　内野ゴロで先制点を失った。
　三回には警戒していたはずのローズに内角直球を軽々と右翼席に運ばれた。
　さらに、走者への警戒を怠って重盗まで許し、これが３点目の犠飛につながった。
　前日の劇的勝利で「流れは変わったと思う。（次は）完全に流れを変える」と臨んだ王監督だが、局面を打開するには手駒が何とも心もとない。
（毎日新聞）