「Ｃ大阪４発快勝！ 入れ替え戦へギリギリ残った」
◆香川が２ゴール１アシスト
　セレッソ、残った。
　アウェーで草津と対戦したＣ大阪はＭＦ香川真司が２得点１アシストの活躍を見せ４－０と大勝。
　勝ち点を６６として、きょう試合のある仙台に勝ち点１差と迫り、入れ替え戦に出場できる３位の可能性を残した。

◆昇格でモリシの花道飾るぞ
　負ければＪ１昇格が消える一戦で、ＭＦ香川が２得点１アシストと大暴れだ。
　前半１９分に先制点を挙げると、後半５分にはＦＷカイオのゴールをアシスト。
　最後は左足の豪快なシュートで、チームの４点目を叩き込んだ。

　「（先制点は）相手をうまくかわせた。決めるべきところで決めることができて良かった」。
　きょう３０日に３位・仙台が鳥栖に勝利すると、昇格の望みは消えてしまう。
　それでも「仙台にプレッシャーをかけられたと思うし、鳥栖はやってくれるはず」と言葉に力を込めた。

　最終節・愛媛戦（１２月６日、長居）では、今季限りでの現役引退を表明したＭＦ森島のベンチ入りが濃厚。
　Ｊ１昇格という命題を達成し、ミスターセレッソの花道を飾る予定だ。

◆Ｊ２昇格争い
　きょう３０日に勝ち点７２の山形が勝てば自動昇格の２位が決定。
　３位仙台がきょうの試合に勝てば、４位Ｃ大阪が入れ替え戦に出場できる可能性は消滅する。
（スポーツニッポン大阪）

「Ｃ大阪３連勝、９試合ぶりの完封」
　Ｃ大阪が草津に４－０と大勝し、３連勝を飾った。
　前半１９分にＭＦ香川真司の得点で先制すると、その後はゴールラッシュ。
　ＤＦ羽田憲司を中心に安定した守りで９試合ぶりの完封勝利だった。
　羽田は「いつ以来かな。もう忘れてましたよ」と無失点に抑えてうれしそうだった。
　主将のＤＦ前田和哉は「みんなが昇格をあきらめないという気持ちが１つになったと思う。真司がよく決めてくれた」と感謝していた。
（日刊スポーツ）

「香川２発Ｖ！ Ｊ１入れ替え戦の可能性」
　茨城県笠松運動公園陸上競技場などで３試合を行い、Ｃ大阪は香川の２得点などで草津を４―０で退けた。
　３連勝で勝ち点を６６とし、Ｊ１との入れ替え戦に出場する３位となる可能性を残した。
　福岡は甲府に１―０で競り勝った。
　福岡は６試合ぶりの勝利で勝ち点を５５とした。
　横浜ＦＣは水戸に３―２で競り勝った。
（スポーツニッポン）

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2008年11月29日
正田醤油スタジアム群馬

ザスパ草津　０－４　セレッソ大阪

＜監督コメント＞
　今日の勝利は本当にうれしいんですけれど､それはなぜかというと､試合開始から試合が終わるまで90分間､非常に内容のいいサッカーをした上で､さらに結果に結びつけることができた｡
　サッカーをやっているなかで､これほどうれしいことはないと思う｡
　この勝利を､わざわざ大阪からバスで10時間かけてここまで応援に来てくださったサポーターの皆さんにささげたいと思います｡
　草津は第３クールでかなりサッカーのレベルが上がってきていた印象を受けていましたが､その草津に対してこれだけいいサッカーができて､勝てたこと､これが何よりうれしいです｡

「Ｃ大阪４位浮上 入れ替え戦へ首の皮一枚残った」
◆山形は引き分け、昇格確定できず
　２位山形が１－１で熊本と引き分け、Ｊ１昇格となる２位は確定せずお預けとなった。
　残り２試合で３位仙台とは勝ち点５差。
　次節の愛媛戦に勝てば、無条件で昇格が決まる。
　敗れても、仙台が鳥栖と引き分けか負けなら２位が確定する。
　Ｃ大阪が香川真司の決勝ゴールで湘南を破り、勝ち点６３で４位に浮上。
　入れ替え戦の３位に首の皮一枚残った。

◆香川が鮮やか決勝弾
　後半１分、ドリブルで３人を引き連れたＭＦ香川がエリアの外から鮮やかな決勝ゴールを突き刺した。
　そして甲府戦に続き、ユニホームの下に着込んだ背番号「８」を見せつけると、本家ミスターセレッソの森島は「自分自身も最後まで戦う気持ちが強くなりました」と涙腺を緩ませた。
　試合後には、ブラインドサッカーの大阪ダイバンズの選手から激励を受けた代表ＭＦ。
　「ほかのことは考えずに、自分たちのサッカーをすれば勝てる」と、勝ち点４差に迫った３位・仙台を追撃する態勢に入った。
（スポーツニッポン大阪）

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2008年11月23日
大阪長居スタジアム

セレッソ大阪　２－１　湘南ベルマーレ

＜監督コメント＞
今日のような試合を実はずっと長い間待っていた｡
今までいいゲームをしながらホームでなかなか勝てなかった｡
それが､今日は選手たちが本当によく頑張ってくれて､いいサッカーを､これだけすばらしいサッカーをして勝てた｡
選手たちの頑張りがうれしかったのと､今日たくさん駆けつけてくださった多くのサポーターの皆さんにこの勝利をささげることができた､そういう意味でも本当にうれしい勝利でした｡

「Ｃ大阪逆転！香川、モリシに捧げる決勝弾」
Ｊ２第２４節第１日は８日、３試合を行い、湘南が水戸を１―０で下し、勝ち点を６２としたが順位は４位と変わらなかった。
Ｃ大阪は甲府に３―２で逆転勝ちし同６０で暫定５位。
熊本は愛媛に１―０で勝った。

同点で迎えた後半２８分、Ｃ大阪のＭＦ香川がゴール前のこぼれ球を左足で押し込んで決勝点。
ユニホームをめくり上げ、下に着込んだ背番号「８」のユニホームを披露した。
「８」は引退を表明した森島の背番号。
「最後はあのユニホームの効果があったと思います」。
３日前にＵ―１９アジア選手権が開催されているサウジアラビアから帰国。
１０日からは代表合宿へ向かうだけに、「きょうは本当にきつかった」と最後は本音も口にした。
(スポーツニッポン)

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2008年11月08日
山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場

ヴァンフォーレ甲府　２－３　セレッソ大阪

＜監督コメント＞
　今日のゲームで一番私が満足できたのは､選手たちが力を存分に出しきって､最後は自分たちの力で勝利という結果を手にしたことだ｡
　どうしてかというと､今日の試合を含めてここ３試合は勝てる試合だったが､天皇杯と前節の試合(仙台戦)は連敗してしまった｡
　そういう意味で選手は少し落ち込んだ部分があったが､それを乗り越えて今日は自分たちの力で勝ち取った｡
　いいサッカーをして､それを結果に結びつけ､それができるということを証明してくれた｡
　それが一番満足できる､うれしいことです。

Ｑ
　ハードな日程になった香川選手をフル出場させることについて迷いはなかったか？
Ａ
　19歳の若さということ､彼は本当にサッカーが好きでたまらない､そういう部分を持っているので､まったく迷いはありませんでした｡
　これが､たとえば25歳から30歳ぐらいの選手であれば気になるところですが､シンジの場合は毎日でも試合があるなら出たいというぐらいサッカーが好きなんですね｡
　今日､実はハーフタイムにメディカルのスタッフから(香川が)背中を強打しているという報告を受けて､本人に出られるかどうか聞いたら､本人は『出たい』という気持ちを見せてくれて､最後は試合を決めるプレーをしてくれました｡
　だからこそ､僕はいつも言っていることですが､これから日本のサッカー界を背負って立つ選手になれるんじゃないかと強く確信しています。

Ｑ
　カイオが退場になって､ＤＦを入れる考えはなかったか？
Ａ
　試合のスタートから３人のセンターバックがいたわけですから､そこでもう一人ＤＦを入れるとなると､どうしても気持ちの上で引きすぎてしまう､そういったマイナス面もあるので､そういうことも考慮して､バランスを重視したほうがいいと､そのままで続けました｡
　結果的には､そのあと15分間で２回３回と決定的なチャンスも作れたので､バランスとしてもよかったのではと思います。

「香川不在で完封負け／天皇杯」
第８８回天皇杯全日本サッカー選手権４回戦Ｃ大阪は大宮の堅守に阻まれ完封負け。
昨年に続き４回戦で姿を消した。
主力のＭＦ香川はＵ－１９アジア選手権（サウジアラビア）のため不在で、クルピ監督は「シンジがいれば、もっとスピードある攻撃ができたかも」とため息。
（サンケイスポーツ）

「引退モリシ、“初仕事”は香川の残留説得…」
今季限りで現役を退くＣ大阪の元日本代表ＭＦ森島寛晃が３１日、大阪・長居陸上競技場で引退会見し、今オフ移籍の可能性が浮上している日本代表ＭＦ香川真司をチームに残留させるため乗り出した。
瞳を潤ませ、時折、声を詰まらせながら長かった選手生活の思い出を語った“元祖ミスターセレッソ”は「今後、セレッソを引っ張っていってくれるのは香川真司だと思う」と、１９歳の司令塔を後継者に指名した。
Ｕ―１９日本代表でサウジアラビアに遠征中の香川とは、出発前に食事をし「自分の思いは伝えた」。
代名詞でもあった自身の「背番号８」も「真司に着けてもらいたい」と熱望。
移籍か残留かで揺れる香川に対して、「最初の仕事」と今後も説得していく。
引退後はクラブスタッフとして、普及にあたる「セレッソ大阪アンバサダー」、育成に携わる「ハナサカクラブ会長」就任も決定。
「もう一度、監督という立場でここに戻ってこられたらと思っている」と将来の指揮官就任も希望。
桜一筋１７年の森島は「唯一の心残り」というタイトル獲得を目指し、今後もＣ大阪に全精力を注ぎ込む。
（スポーツ報知）