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  • from: Felixさん

    2008/03/08 23:18:03

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    リーグの対戦表作成は大変、数学のプロに任せる

     サッカーJリーグで対戦表の作成はかなり複雑な業務だ。
     対戦表作成担当者は「かつては対戦表の作成に2,3週間掛かっていた。寝る時間もないくらい大変だった」という。

     サッカーなど複数のチームがリーグ形式で試合をするスポーツでは、対戦表の作成がかなり複雑な業務になっている。
     サッカーJリーグの対戦表作成担当者は「対戦表の作成に2,3週間掛かっていた。寝る時間もないくらい大変だった」という。

     2003年、サッカーJリーグを運営する社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は、この業務をソフトウェアで効率化した。
     フランスのソフトウェア企業ILOGの日本法人、アイログが提供するビジネスルール最適化ソフト「ILOG CP」を導入した。
     高度な線形数学を駆使して書かれたソフトウェアだ。
     J1、J2、Jリーグヤマザキナビスコカップの最適な対戦スケジュールをこのソフトウェアが作成する。

     これにより、対戦表の作成が1日でできるようになったという。
     Jリーグでは、シーズン終了時に翌シーズンの対戦スケジュールを決めている。
     このソフトウェアは、チームごとに不公平がないように、ホームゲームあるいはアウェーゲームの連続を避ける、試合会場となる競技場の確保状況、FC東京と東京ヴェルディのようにホームとなる競技場を共有しているチームがあることなど100近い制約条件を設定し、その条件にしたがって対戦表を割り出す。

     Jリーグからすると顧客と位置づけられる各クラブの細かな要望も受け付けるという。
     J1は18、J2には15のチームがあり、手作業での作成が非常に骨の折れるものであることは想像できる。

     具体的にこのソフトウェアは、制約条件をもとに個別の試合スケジュールの妥当性を評価し、得点を算出する。
     得点の高いスケジュールを1つずつ確定させながら、対戦表を作り上げるようなイメージだ。

     従来の手作業の場合、「ミラーリング」という手法を用いていた。
     これはファーストステージで作成したスケジュールをそのままひっくり返し、セカンドステージ用の対戦表を作るというもの。
     これでは、単調で面白みのないものになってしまっていた。

     ソフトウェアを使うことで「エキサイティングな対戦カードが作成できるようになった」とJリーグ担当者は話しているという。
     同じソフトウェアを本場ドイツのサッカーブンデスリーガも採用している。

     特有の条件としては、J1とJ2の入れ替え戦が挙げられる。
     例えば、今年ならサンフレッチェ広島が降格したことで、利用する競技場なども変化するため、それを条件として勘案する必要がある。

     アイログの提供する最適化エンジンは、小売店でシフト表を作成するためのソフトウェアなどにも使われている。
     人がやるしかないが荷が重いと思われていた作業を、これまで以上にソフトウェアが助けてくれる時代になってくる。

     (ITmedia)

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