真っ直ぐ続く道　　この先が長く遠い


ふと足元に視線を向ける

夕暮れの春と夏の合い間

路上で子供たちの笑い声

ベンチで腰掛ける老人たち

すれ違う道急ぐ学生たち

知らない人たちの何気ない風景

温かな優しさに触れる



足元がふらついて転んだ

子供が心配そうに駆け寄る

そばにいた学生に助けられる

大丈夫？人懐こく声を掛ける老人

私は大丈夫　ありがとう

だって一人でないから


一人でも誰かがいる

まわりの見知らぬ人々

美しい音色で鳴く鳥たち

日々変わる青い大気

緑あふれる澄んだ大地

いつも守られている

これから　一歩一歩進めばいい

一歩　幸せになれ

また一歩　幸せになれ

願いを込めて　

まだ見えぬ　道を歩いていこう