サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: kさん
2006年06月12日 00時32分39秒
icon
白猫の想い
3メートルもの広さのある出窓
彼は一人の時
何を考え
見つめていたのだろう
いつも
生きることに
精一杯だった私
今日初めて
出窓の下から
抱き上げられ
雨でビショビショの私を
布団の中で温めてくれた
あまりの居心地のよさに、
思わず時間を忘れ
眠りこけてしまいそうだった
帰るとき
彼が笑顔で囁いた
またおいで…
悲しみ苦しみを抱えて
月夜に涙している彼
それなのに
私の苦しみまで
癒してくれる
私は彼に何をしてあげられる?
オッドアイ
片目は人が普通に
みえないもの
聞こえないものを感じる
私が彼の寂しさをうめられるなら、
いつまでも
そばにいる
彼がのぞむなら
布団を温める
だから
また私が出窓にたったら
扉を開けて
新しい首飾りは
銀色の鍵になる
私はやっぱり
彼が大好きなんだ
コメント: 全0件