「Re:見えない砂時計」
砂時計…

上下のない時計
そっと
向きを変えれば
永遠に時を刻む
手をのばさず
みているだけでは
終わってしまう
でも
想い続けて
大切にすれば

永遠に
終わらない

砂が落ちても
また向きを変えれば

一つのガラスの部屋に
流れこんだ
想いという砂が
もう一つへと
流れ込む

砂が流れる
その様に
切なく感じて
横にしてしまえば

流れ落ちることなく
時は止まる

想い出となって
留まり続ける



でもね
そうしたら
恋する想いも
止まってしまうよね

だから
私は
流れる砂をみつづけるよ

全ての砂が
落ちるまで…

全部落ちたら
そっと
気付かれないように

手をのばす

そして
そっと…向きを変える

私の想いがあるかぎり
恋は終わらないと
信じてる