10月のオフ会に参加させていただいて、
お料理はおいしいし、いろんなおいしいビールはあるし、
ピアノがあって、歌ってもよい、
もう、このお店（ノイ・フランク）で仲間のクリスマス会（忘年会）をやるしかない、
と決めておりました。

一昨日の20日、17名で（あとから二人飛び入り、で計19名に）
とても楽しいパーティーができました。
この仲間は、あるアマチュア合唱団の中での気のあった者同士で、
今は、その合唱団にいない人もメールを通じて交流しており、
来たる24日にディケアセンターを訪問し、
映像とお話と歌で構成された演奏会に参加するメンバーです。
それで、クリスマス会と忘年会と、24日の練習を兼ねたパーティーとなり、
まずは歌の練習から、のはずが、喉の渇きを潤すための乾杯から始まってしまい、
遅刻してきた人が、「えっ、練習はこれから？あら、間に合ってよかったわ」てなことに。

不思議なことに、参加可能な人を募ったら各パートが６名ずつとなり、
本番は総勢24名でのりこむのですが、
とにかく、個性的な（音程？やリズム？や歌い方？の）方々ばかりなので、
「ハミング以上の音量は厳禁」というおふれをださないと
他のパートどころか、自分のパートの他の人の声も聴かないし、
したがって、ハーモニーにならない。

そう、今回の企画者は私なので、
（昨年の中心人物の都合が悪く、お鉢が回ってきてしまいました）
「隊長」を名乗り、
自分より歳の上の人にズバズバ言いたい放題でえらそうに指図をしています。
でも、ただえらそうにしているのではなく、
絵本探しから始まって、挿入する歌の選曲、シナリオ作り、
混声・男声・女声・カノン等の構成、
センター利用者の方々と一緒に歌うときの歌詞カード作りに、
それに貼り付けるミニミニリース作り、
合唱メンバーの色とりどりの楽譜カバーを作ったり、
（胸飾りまでは手に負えず、メンバーの方にお願いしたり、）
合唱の練習に集まることもままならない多忙なメンバーの
「手伝うことあったら言ってね。皆でやりましょう」
という暖かい気持ちだけいただいて、
孤軍奮闘しています。

いやいや、ピアニストを務めてくれるメンバーも
絵本からの画像取り込みや、私の相談役として大活躍。
ある人は、「このプロジェクト用のHP作ろうか？」
また、ある人は、「指揮者はいなくていいの？僕、やろうか？」
またまた、ある人は、「照明係は？カメラマンやろうか？」
「クリスマス以外の歌うんだったら、歌詞カードあるよ！」
と、いろいろ積極的に心配してくれたり、（ただ、私が頼りなく思えるのかもしれないけれど）
昨年までは東京にいて、今は伊豆の実家に戻ったメンバーも当日参加してくれるし、
私が思いつきで「ここでボンゴ叩いてよ」と言ってもちゃんと引き受けてくれる人がいたり、
とにかく、こちらが求める以上に皆が協力的で、
自分達が集い、歌う場をいただけたことをとても喜び、楽しんでいます。

先月、ある老人ホームで歌わせていただいたときも、
私のキラキラドレスを嬉しそうに眺める方がいらしたり、
浜辺の歌など、なじみの深い曲には、一緒に声を出したり、
たぶん、じっと座っていらっしゃるのはたいへんだろうと思われる方々が、一生懸命に聴こうとして下さる姿に、
とても暖かい気持ちで歌ったり、語ったりできたし、
今月初め、ある病院のリハビリ患者さん達の集いにお邪魔したときは、
まるで、お孫さんの幼稚園のお遊戯会を見守るような暖かい眼差しの中で、
「こんなに、皆さんがよいクリスマスを迎えられますように、
という祈りをこめて『聖しこの夜』を歌ったことはいまだかつて無かったなぁ」
という体験をしたし、

だから、私は、そういう施設で演奏会をさせてもらって、
自分のほうがいっぱい癒されていると思えるから、
慰問演奏会、ではなく、
訪問演奏会、あるいは、「おしかけ」演奏会
が大好きになりました。

あれっ、何の話だったかしら。

そうそう、
オフ会でよいお店を知ることができ、とても感謝しています。
このお礼を申し上げたくて、
（とんでもなく脱線しましたが、）
久々にお邪魔いたしました。