「Re:3月3日」
Franzです。
Michaelさん、お久しぶりです！
昨年は、誕生日を迎えたと思ったらすぐに東日本大震災が起こり、
震災と原発の影を引きずりながら僕の56歳が過ぎました。
3月3日が来ると、なんと57歳になります。
いつの間にこんなに歳をとったんでしょうね。
変な話。あとそんなに生きられないんだなと思います。
それに、若杉さんや鈴木敬介さんや、
いろんな人がもう向こう側にいるでしょう。
こっち側よりも向こう側の方がだんだん楽しそうになってくるんだね。
死も生もない、時間も空間もフレキシブルなあちらの世界に想いを馳せると、
この世で起こることは全て比喩であり学びであると自然に思える今日この頃です。
亡くされた息子さんのことも、
いつかあちらでお二人で、
「なあんだそうだったのか」
と笑いながら語り合う日が来ると信じています。
音楽も、あちらには、
この世のものよりも、もっと完全でもっと美しく調和されたものがあると思います。
スキーをしていると、その飛翔感の中に、
まだすぐには行かないけれど、いずれ行くであろう世界を垣間見るのです。
その世界で、Michaelさんの息子さんも生きていますよ。