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from: franzさん
2007年12月29日 00時44分35秒
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東響第九
東響第九を聴いてきましたよ。
お客で聴くのは全く違いますね。
まず前曲の「四季」の本番はいつも最終指導の時間なので、
今回初めて聴きましたが、
ソロの大谷康子さんの恐るべきうまさに舌を巻きました。
しかもトゥッティになるところは、
「いくわよ!」
と、ちょっと後ろを向いてから全速力で弾き始めるけれど、
一番後ろのプルトまで一糸乱れず弓が合って、
ただのソリストではなく、コンマスもやっている強みを見せつけてくれました。
そして、第九。
「うまい!」
新国立劇場が負けたとは言わないけれど、
正直言って、
東響コーラスの方が上手なところも何カ所もありました。
たとえばドッペル・フーガの前のピアニッシモの所など、
清楚できれいでした。
新国立劇場はオペラをやるコーラスなので、
声がオペラチックですが、
必ずしもオペラチックな声が最上とも言い切れないので、
これはこれでかなりの境地に来ています。
読響の下野さんは、エネルギッシュで名演だったけれど、
ちょっと速かったね。
秋山さんのを聴くと、落ち着いてベートーヴェンの世界に浸れます。バランスも良かったし。
秋山-東響の信頼関係か、弦楽器の音とか良く鳴ってる。
とにかく東響コーラスの人たち、ブラボー!
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