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from: michael3 - 2さん
2009年01月18日 09時34分47秒
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ヨハネ受難曲
michael3です。
昨夜は有難う御座いました。
謹賀新年の挨拶の後は書きづらく、じっとしておりましたが、書き込みの口実が出来た?ので、本年初書き込みで御座います。
私は純粋語聾で、講演の内容を充分に把握しているとは言いがたいのですが、それでも相当興味深い内容であったのは確かです。
ヨハネは何度も改作されていますけれども、やはり、自分には、現在通常演奏されている形がすっきりきます。ヨハネの最後は、穏やかかつ救いのあるコラールが良いですね。バスの低いE音も、黄泉の国からも救い?の様な雰囲気があり好きです。
昨夜の話の主題ではありませんでしたから、話題は出ませんでしたが2点質問です。
① 終曲が、ヨハネは希望のある雰囲気のコラールで、マタイは苦しみをたたえた合唱であるのは、バッハのどの様な意思に基づいているのでしょうか?
② ヨハネは何度も改作された訳ですが、マタイは最初から決定稿が提示されたと聞いています。それはなぜでしょうか?
ヨハネの着想から決定稿までは、マタイ作曲の期間より遥かに長いらしい、、、?
以上ですが、最後にコマーシャルです。
3月8日はヨハネを聴かせて戴きます。
そして、3月29日には、マタイを歌う予定でおります。
ハンス・ヨアヒム・ロッチュ指揮です。詳細は以下をご覧下さい。
http://www.kammer.ne.jp
それでは失礼致します。。。-
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コメント: 全1件
from: franzさん
2009年01月19日 22時03分25秒
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「Re:ヨハネ受難曲」
micael様。
こちらこそありがとうございました。
樋口さんの、バッハとライプチヒ当局との駆け引きの話が、
なんとも興味深かったです。
ヨハネの最後のコラールにはやはり意味があります。
僕は、その意味を際だたせるために、
ある仕掛けを用意していますが、
それは聴いてのお楽しみということにさせてください。
いずれにしても「ヨハネ受難曲」は救済への希望で終わるものです。
「マタイ受難曲」は違います。
キリストの救済の成就を歌った「ヨハネ福音書」と違って、
「マタイ福音書」ではもっと人間の弱さが際だっています。
その弱さを踏まえて、人間が努力して、
あるいは人と力を合わせて、
頑張っていこうと訴えているのが「マタイ受難曲」の世界です。
だから水戸黄門のような印籠は、マタイには必要ないのです。
礒山雅氏は、マタイには「慈愛への熟成」があるとおっしゃっていました。
その通りだと思います。だからといって「ヨハネ受難曲」に慈愛がないというわけではありませんが、
ヨハネでは、最後に勝利するからこそ、
第二部の合唱はあんなに激しいのです。
それと、「マタイ受難曲」でも改作はされています。
ただ、「ヨハネ受難曲」を一度経ているので、
すでにその修正を踏まえた上で作曲されています。
ですから大きな変更はないのです。
「ヨハネ受難曲」の作曲によって、
バッハは試行錯誤の中でかなり学習をし、
それを「マタイ受難曲」に生かしたといえます。
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