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  • from: michael3 - 2さん

    2009年07月27日 12時56分25秒

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    若杉弘氏の逝去を悼む

    michael3です。
    ご無沙汰致しました。

    22日の南日本はドン曇、トカラ諸島はなんと雷雨。在種子島のmichael3も失望し、頼みの画像は23日朝刊に。翌朝、南日本新聞トップは喜界島皆既日食画像で飾られ、これはいける、お土産だなと思いました。他紙も参照、、、と、読売の画像を見ましたら、隣になぜか若杉弘氏の顔写真、、、訃報でありました。

    合唱団の一団員でありますから、若杉氏の事は表面的にしか存じ上げておりませんが、franz先生の今日この頃も参照しつつ、極力簡潔に書かせて下さい。

    若杉氏は、真に、音楽に真摯な姿勢で対峙され、妥協することなく、自らの音楽観を貫かれた方であったと思います。上記23日読売新聞中において、外山雄三氏も、若杉氏の音楽に向かう姿勢に感心する小論を書いておられます。それに関連して、指揮法を始め、音楽を構成する全ての要素を、本場から直接学ばれた訳ですね。特にカラヤンとの類似点については、franz先生の今日この頃にも書かれています。

    さて、妥協のない、ほんの2つの例?
    ①東響コーラスのマタイ受難曲
     コーラス団員は全ての公演に真摯に向かい合い、暗譜を始め音楽
     つくりに最善を尽くす訳ですが、マタイ公演時に、若杉氏は更に
     高い要求を出され、ゆくゆくは、コーラスの方針にも影響が及ん だ、と聞いています。
    ②東京オラトリオ研究会のベルディレクイエム
     この時はソリストへの要求でした。リハーサルでのソリストが、 ゲネプロで交代した事がありました。リハでは問題なく歌唱され ていたように思いますし、急病の話もありませんでした。恐らく
     音楽観の相違の様に思われます。

    さて、今ここで私が何を申しましても、残念ながら、若杉氏の生命はこの世に戻っては参りません。生前、氏が多くの方々に、指揮棒(と、ハイボール???)でもって語られた、音楽の真髄を引き継ぎ、次世代へと語り継ぐ事が、私たちの使命なのでしょう。

    どうぞ、安らかにお眠り下さい。

    大切な追伸:
    ご存じないかもしれませんが、三善晃・木島始の「路標のうた」を捧げたいと思います。
    天国で、無限の宇宙で、永遠に繋がる新たな出会いをなさって下さい。。。
    「途方もない 出会いをー待ーつ・・・宇宙・・・うちゅう・・・うーちゅーう とおり みーちー・・・・・・・・・・・・・・」

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