６月下旬に中学時代の友達とトルコツアーに参加した。
初めてのイスラム圏旅行でした。
　安い代金のツアーのせいか、付添の添乗員は無く、現地案内人がいるだけで、最初のドバイ空港で迷子が３人発生した。
　置いてきぼりでドバイ市内観光を４時間してイスタンブールへ向かったが、ここでも３人の迷子の内まだ２人が遅れてしまった。
　迷子になった老夫妻は他社の日本人ツアーコンダクターの協力を得て、２時間以上遅れてイスタンブールに到着した。
　その翌日からは順調で、雨の少ないトルコで始め降られたけれど、観光地に着くと晴れるという具合で傘を差すことはあまり無かった。後半は雨のない本来の気候で快適でした。
　
　ヨーロッパの街ではキリスト教会が目に付くのは当たり前ですが、それでもイスラム教のモスクを見つけることもあります。
お隣韓国へ行けば、仏教寺院は勿論だけれど基督教会は至るところで見る頃ができます。
　イスタンブールで基督教会を１つだけ見つけた時は、１００％イスラムでは無いのだと感慨深いものがありました。

　現地トルコ人案内人は、何よりもトルコ絨毯、トルコ石、革製品（コート、ジャンパー）の買い物に連れて行き、セールスマンとして活躍していました。
　日本でいえば、季節はずれの在庫一掃セール品を定価の２５％引きで“お買い得”といって売りつけているようなものです。
　アンカラ大学日本語学科卒の現地案内人に「半値八掛け二割引」という言葉を教えて上げました。
　世界遺産の観光地は大勢のヨーロッパからの観光客の中に日本人、韓国人も多くいて、歴史の古さと文明の高さに圧倒されました。
　中でもエフェソスの遺跡とカッパドキアはどなたも感動するところでしょう。
　更にイスタンブールでのクルージングは快晴ののもと素晴らしいものでした。
　トプカプ宮殿の宝物は略奪の産物です。
　ツアー同行の幾人かは、もう一度行きたい、と申していましたが、私はもう結構というところです。