「Re:Re:Re:Re:Re:Re:東京カンタートの評・その他」
michael3です。

昨日今日と結構涼しいですね。まるで札幌みたい。
さて、19日、苫小牧ー大洗フェリーは欠航、、、急遽、仙台経由で帰って参りました。仙台港周辺には今でも瓦礫がかなり放置されており、大震災の爪痕が深いことが伺えました。

さて、JAMCAにはこのあわただしい時勢の折にあっても、北海道は勿論ですが、東北からも、南は宮崎からも参加があり、総勢400人と聞いています。

日欧の男声合唱曲が披露されました。

欧州のミサ曲は男声だからか、かなり重いものが多いように思いました。

最も印象的であったのは、宮澤賢治・三好達治・丸山薫の詩に邦人が作曲したものです。一人は鈴木憲夫氏。そして、このメールで最もお知らせしたい40歳の若手「信長貴富氏」です。

信長貴富（のぶながたかとみ）氏は元々公務員・合唱団員であった方ですが、独学で作曲を学ぶ中で、独自の世界を確立され、日本音コンでも第二位を獲得されておられます。独学と書きましたが、合唱作品を演奏・分析する過程で、特に、三善晃氏の影響を受けられ、色彩感の鮮やかな作品を書かれるようになりました。

言葉ではなかなか表現出来ませんが、信長サウンドは一瞬にして、心を無数の色彩で満ちさせてくれます。

どうぞ一度聴いてご覧になって下さいね。PCで幾つかのHPで聴くことも出来ますよ。

15年位前、「弥彦」という合唱団の合宿で、信長氏と同室したことがありますが、このように素敵な創造力に満ちた方だとは失礼ながら思いませんでした。

それだけ魅力的な信長サウンドですが、残念な事に未だに演奏する機会を持っておりません。

信長サウンドを体験するまでは死ねない！そこまで思っている私です。

それではこのあたりに致します。

そうだそうだそうだ!!!
9月20日は、グヴィ：レクイエム（日本初演、サントリーホール）だ。皆さまどうぞご来聴下さいませね。

失礼します。