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from: ashiyaの人 - 2さん
2012/06/22 16:46:38
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大阪フィル第459回定期
6月17,18日の両日、ザ・シンフォニーホールで開催されました。
曲目は J.S.バッハ作曲 ヨハネ受難曲
指揮: ヘルムート・ヴィンシャーマン
テノール/福音史家: マルティン・ペッツォルト
バリトン/イエスの言葉: 三原 剛
ソプラノ/アリア、下女: 秦 茂子
アルト/アリア : 福原寿美枝
テノール/アリア、下僕: 櫻田 亮
バリトン/ アリア、ピラト、ペトロ: 青山 貴
合唱: 大阪フィルハーモニー合唱団
私は2日目に聴きに行きました。
ここに大フィル定期の様子を毎回載せるつもりは毛頭ありませんが、今回の定期はこれまでの中(459回)で、初期の130回くらいまでは聴いていませんのでわかりませんが、最高に感動的な演奏だったからです。
大フィルでは、H.ヴィンシャーマンの指揮で2004年からバッハの曲を2年に1回定期で取り上げてきました。
管弦楽組曲全曲(04年)、ブランデンブルク協奏曲全曲(06年)、 音楽の捧げもの、フーガの技法(08年)、ミサ曲ロ短調(10年)、
ヨハネ受難曲(12年)。
マエストロは現在92歳。しかも矍鑠として全身を使っての指揮ぶりでした。
これまでも年間定期演奏の名演に挙げられてきましたが、今回は最高名演になると思います。
関西では(近年は東京でも)福音史家といえばXXXさん、と名前がすぐあげられてきましたが、今回はこれまでにない感情表現もあって非常に新鮮に映りました(非常に美声です)。
合唱団(創立1973年)は39年の歴史の中で最高の名演だと思います。
マエストロはかって、ドイツ・バッハ・ゾリステンの主宰者。
数あるバッハの作品の中で、特にヨハネが好きなのではないかと背中を見て感じました。
演奏が終了してマエストロの両腕がよっくりと静かに降りてきました。そして一呼吸おいて拍手が鳴りだし、そしてみるみる大拍手に代わり、延々20分くらい続きました。
最後に合唱団がステージから消え去るまで拍手が続きました。
関西の聴衆もマナーが良くなってきました。
(初日はブラボー屋がいてぶち壊しだったとか)
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