お客様各位

いつもお世話になります。
突然ですが、ＣａｆｅＭＤＲは４月２１日２２時に引っ越し(現行は削除）をいたします。

ついては、下記ＵＲＬへの変更をお願いいたします。

　新居(PC版）　　　 http://cafemdr.org
　新居（携帯版）　　http://cafemdr.org/i

新居はすでにご利用になれます。
また本日より「今日この頃」は新居にのみ更新します。

今回の引っ越しは大家さんが2012年5月21日をもってサービスを終了することによります。
引っ越しメッセージは終了日まで表示されますが、以降はサービスがなくなるので
一切の表示はされません。

検索エンジンでアクセスすると「HTTP ４０４ Error」になります。
2012年5月21日まではInfoseekが「HTTP ４０４ Error」表示をします。

なお、Cafe MDR Lounge Barは変わりません。

ご不便おかけしますがよろしくお願いいたします。

CafeMDRコンシェルジュ

michael3です。

Frantz先生の話題に今井美樹が登場して驚きました。
私も、今井美樹・PRIDE好きです。南洋の香りが楽曲・声質から湧き出て、、、なんとなくね。
彼女の旦那のものとは全く異なるところも良いかも、、、？

ところで、女性アーティストで今最も注目しているのは、八神純子。30年前の大ファンでした。
イギリス人と結婚し、ロスに渡りそれっきりだったので、あの澄んだ美声はもう聞けないのか、、、と、諦めていました。

が、東日本大震災をひとつの大きな契機とし（それは契機であって、元々日本回帰の思いは強かったそうです）、日本での活動を再開しました。

御年、54歳（私の一級先輩だな）ですが、30年間一日も欠かさずボイトレをやっているそうで、全く変化のない若い声です。

来月、松戸21世紀森のホールへ、リサイタルを聴きに行く予定です。ポピュラー系のリサイタルは生まれて以来二回目。岩崎宏美とならびJapan Popの実力派ですよね。

因みに最も好きな曲は、
「夢見る頃をすぎても、、、」
テレビなどでオンエアされたことはほとんどないけれど、心に響きました。学生から社会人になってすぐのころの作品でした。。。

それではまた。

　大学３年のとき（１９６３年）「オランダ人」第３幕の男声合唱を歌いました。
「水夫の合唱」と「幽霊船とオランダ船の掛け合い２重合唱」です。
まだ日本ではこのオペラは公演されたことがなく、「水夫の合唱」だけが演奏されたことがあるくらいでした。だから「幽霊船とオランダ船の掛け合い２重合唱」はまさに本邦初演でした（指揮：畑中良輔）。

　１００名を超すメンバーで、最初に全員で「水夫の合唱」を歌い、その後、長い間奏があって左右にゆっくりと「オランダ船」と「幽霊船」に分かれて演奏しました。
　当時の大学合唱団５ステージの定期演奏会で、最後を飾るこのステージは当時発行されていた「合唱界」という雑誌の批評で最高の評価を得たのでした。

　数年後、二期会が日本人としては最初のオペラ「さまよえるオランダ人」を東京文化会館で公演した時（指揮：若杉弘）、「幽霊船」は１０数名のメンバーが舞台上で歌っておりました。「オランダ船」のメンバーもそれほど多い数でなく、プロの歌手は、凄い、と感心しましたが、絶対的に数不足の感じはぬぐえませんでした。

　そんなことから、「幽霊船」がＰＡを使用するとか舞台裏でうたうことなんぞは想像もしないまま、後にバイロイトで観た「オランダ人」ではＰＡが使われて異質な合唱が聴こえてきて驚いたものでした（１９９１年）。ましてや、救済されない「オランダ人」の演出がでてくるに至っては、演出家の横暴のように思えてくるのでした（２００３年）。

　生誕２００年を迎えるワーグナーの時代にはＰＡはなかっただろうし、どのように演奏されていたのでしょうか？興味あるところです。