＜みくにクリニック＞
ここからは「みくにクリニック」。悩みを抱える患者が訪れる「みくにクリニック」の院長、私が気取らず飾らず、真剣にあなたの悩みをカウンセリングするわ。解決の糸口、掴んでもらおう、っていうわけ。
　じゃ早速、今夜の患者のカルテ。え〜っと、こちらですね。わらびもち　からいただきました。
「みくにちゃん、こんにちは。」はい、こんにちは。
「僕の悩み、聞いてください。僕はコンビニでお弁当を買うんですが、いつも温めてもらおうかそのまま食べようか、迷います。おかず・ご飯が温かいほうが絶対美味しいけど、ポテトサラダとかお新香が熱いのは気持ち悪いです。この前なんか、千切りキャベツが弁当内の水分で」ね、ね･･･「蒸しされた状態になっていて、ドレッシングが微妙に甘酸っぱくてまずかったです。
　みくにちゃん、こんな私に美味しい食べ方を教えてください。」
もうもっとね〜、懐をねぇ、大きくしなさい、ほんとに。もっとおおらかになりなさ〜い。ね？だったら、わざわざご飯とポテトサラダが一緒になっってるの買っちゃダメよ。ねぇ？サラダがあたたたか･･･たっても、温かくても、食べれる方はそれをチンして食べてもいいけれども、あなたはそれでちょっと迷ってるのよね？それだったら、もう別々にね、え〜、頼んで買うのが一番じゃないかな？もうそれしか先生も言えないよねぇ。今回ちょっとお薬出せないけれども、あの、ちょっとそういう形で1回自分でチャレンジしたらどうかなぁ？ねぇ？全部一緒になってるわけじゃないんだから。ね？はぁい。
ほんと、この子はお薬いらないね。はい。お大事に〜。
え〜と、じゃ、もう１通、こちらですね、えっと、チャーリー　さんからですね。
「みくにさん、はじめまして。初めてメールを送ります。日曜日の放送になってから、きょうは初めてラジオを聴けそうです。僕も最近悩んでいることがあって。きょうは相談に乗ってください。
僕の悩みは職場の人間関係。女性社員のお局（つぼね）さんみたいな人からなぜかずーっと嫌われていて、外回りとか多いのに仕事のフォローなど僕だけしてもらえない感じです。会社に彼女と僕と2人だけになったりすると、露骨に嫌な顔をされて、このあいだも取引先に書類を送ってもらうようにお願いしたら『嫌です。自分でやってください。』と冷たくあしらわれました。正直『テメー、ババァ、ブっ殺す！』と殺意すら覚えましたが、まあ言っても無駄だと思って、自分で全部やりました。
立場上、僕にしか会社で当たれないのも分かりますが、あまりにも時限の低いことなので、誰にも相談できません。気難しい40代独身の女性と上手くやる方法ってないでしょうか？女性の機嫌のとり方、教えてください。」
と。う〜〜ん、そうねぇ、え〜、チャーリー　さん、あなたとっても優しいですね。女性の機嫌のとり方をこう、考えるっていうね。
でもね、40代独身、独身の女性ですよね？もう、寂しいのよ〜。もう寂しくて寂しくてしょうがないのよ。あの、25歳から肌の折り返し地点っていうんだけどね、たぶんこの独身女性のこの方、もう折り返し地点を過ぎてまっすぐ一本道なんだろうね、多分ね。だからねぇ、もう当たる場所がない、そういう気持ちでね、チャーリー　さんに当たっているのかもしれないけれども、もう機嫌をとるんじゃなくて、とことん嫌われるっていうのも手かもしれないわよ。うん。仕事だけの相手なんだから。
あなたがただ「はいはい。」って、軽くね、あしらってればその日1日お仕事終わるんだから、言われたら「はい。」で、もう1回「じゃ、書類送ってもらうようにお願いします」って、頼んでみて。「嫌です。自分でやってください。」何度も言われるかもしれない。でも、仕事。ね？仕事として精一杯自分でね、いろんな人がチームワークになってやらなきゃいけないことなんだから、それは40代独身のこの方は、ね、接し方がいけないのはもちろんだけど、あなたが普通に「はいはい。」やってればいいのよ。機嫌とることなんてしなくていいわ。それか、あなたが出世することが、一番早い早道かもしれないね。頑張ってみて。お大事に。
･･･
え〜、じゃ、お薬、え〜、この2人、出しておきますね。え〜、朝と昼と晩、1日3回食後に聴いてね。私、下川みくにで『モノズキ』。
（曲OA）
お送りしたのは下川みくにで『モノズキ』でした。「みくにクリニック」、え〜、こちら。ぜひたくさんのメッセージ、皆さんのね、お悩み、解決していきたいと思います。え〜、今回メッセージを送ってくださいました　わらびもち　さん、そして　チャーリー　さんには番組オリジナルグッズ、プレゼントいたしま〜す。あなたの心のもやもやが晴れましたら嬉しいでございます。以上、「みくにクリニック」でした。