＜みくにクリニック＞
ここからは「みくにクリニック」。悩みを抱える患者が訪れる「みくにクリニック」の院長が気取らず飾らず、真剣にあなたの悩みをカウンセリングするわ。解決の糸口を掴んでもらおう、っていうわけ。
　じゃあ、今夜の患者のカルテ。え〜っと、こちらは、いも　さんね。はい、どうもありがとう。どうしたのかしら？
「先日、嫁が小さな猫を拾ったのですが、猫の名前を何にするかで夫婦でもめているのです。猫の名前を僕は『みぃ』という名前にしたいのですが、嫁は『チッチ』という名前のほうがいいと言うのです。２種類の名前で呼ばれている猫は困った顔をしています。私が『みぃ』と呼んでも猫は知らん顔。どうすればよいでしょうか？」
　知らないわよ！そんなの〜。ほんとに。ちょっと待って。ここは人間が来るアレよ。え、クリニックよ。これはちょっとあの、私のところじゃないんじゃないかしら？あの、獣医さんのほうにね、あの、猫を連れてって診てもらったほうがいいんじゃないかしら？
もう、ほんとにくだらないわね〜。ちょっとノロケにも聞こえるけど、どうなの〜？っていうか、ちなみに、え〜っと、先生の名前付けるのはどうなのかしら？ね？ちょっと先生は、あの〜、あんまり、う〜ん、納得いかないわね〜。「チッチ」で、じゃあ。嫁の味方よ、私は。じゃ、「チッチ」にしなさい、「チッチ」に。ね。でも、ここ病院違うからね。間違えないようにしてくださいね。
はい。まあ、お大事にっていうか、ま、はい、お大事に。うん。このかわいい･･･ねぇ、カルテなんてねぇ〜、先生ほんと･･･。先生の病院も、もうちょっと大きくしないとダメね。
　じゃあ、もう１通。こちら、えっと、こちらのカルテはですね、岐阜県の、え〜っと、失恋ボーイ　さんね。はい、ありがと。
「先生、こんばんは。」はい！こんばんは。
「最近こっぴどく振られました。何年も友人関係だった3つ上の女性に。理由は『弟にしか見えない』。ここ最近２人で逢うときは恋人みたいに手をつないで仲良くデートしてたと思ったのに。自分に魅力が足りなかったのか？
24歳、誕生日を迎えたばかり。まだ立ち直れません。こんなとき、どうすれば自分の気持ちを切り替えられますか？それとも、切り替えずに向こうが振り向いてくれるまで自分を磨くべきでしょうか？アドバイス、よろしくお願いします。」
　ということで。あぁ〜、この24歳、絶対この･･･24歳、忘れない日になるわね〜。うん、うん。
　これはねぇ、もうほんとにねぇ、タイミングとしか言えないわね。うん。女性はねぇ、結構男性のほんのちょっとした行動とか、結構見てるのよ。ね？しかも女性は、え〜、３つ年上っていうことよね？あの、女性のほうが年上で、お姉さん、ていうふうに、あの〜、見ていたかもしれないけど、あんまり甘えすぎたりとかしちゃダメよ。ちょっと甘えすぎたんじゃないかしら？女性も、年上でもねぇ、甘えたいときもあるのよ。そういうのちゃんと分かってたかしら？ねぇ？だからしっかり、もう一度“男”になってみたら？ね？“男”になって女性の気持ちを勉強して、向こうが振り向いてくれるのを待つ！ね。そうしましょ。ね？それしかないから。ね。
なので、ちょっと頑張っていただきたいけれども、もちろん自分磨く、女性の気持ち（への感性）を磨いていただきたいと思います。え〜、ということで、お大事に。
　え〜、じゃあ、それでは「お薬」、え〜、この２人に出しときますね。え〜っと、あ、じゃ、ちょっと、あの〜、失恋ボーイ　さん、特にしっかり聴いていただきたいと思いますね。よく効く歌です。え〜、熊木杏里で『新しい私になって』。
　参考URL　 http://www.kingrecords.co.jp/kumakianri/
（曲OA）
ということで、お届けしたのは熊木杏里で『新しい私になって』でした。この曲、今週水曜日にリリースになったばかりです。しんきょ、あ、失恋を乗り越えて、新しい自分になる･･･、ちょっとこれは胸にぐっと響いいてる方、多いんじゃないでしょうか？いや、昔の恋愛をちょっと下川さん、思い出してしまいますけれども、え〜、熊木杏里さんで『新しい私になって』、お届けいたしました。
きょうメッセージご紹介しました　いも　さんと　失恋ボーイ　さんには番組オリジナルグッズ、プレゼントいたします。それでは、次回も悩める患者からのご相談、お待ちしております。以上、「みくにクリニック」でした。