「Re:ぐるっと東海エコめぐり　20090425　(Vol.56) 」
＜東海エコめぐり＞（続き）
倉橋：ちなみに、NGOの「ア∞ス」って、これ、カタカナの「ア」に無限大のマークがついて…
玉川：「ス」。
倉橋：カタカナの。
玉川：ですね。
倉橋：「ス」ですよね。
玉川：もともと、あの〜、自分自身の可能性も蓋をしたくないし、来てくれた人が自分の可能性って自分が蓋をしてるだけで無限大なんじゃないか、信じれば何でもできるんじゃないかっていうふうに思ってほしいな、と思って、で、それによって地球とか自分たちのあしたの可能性も無限大になればいいな、と思って、無限大のマークを入れています。
倉橋：ふ〜ん。“tomorrow”っていう意味の「あす」と「自分たち」っていう“us”とそれから…
玉川：「地球」の“earth”。
倉橋：“earth”がかかっているわけですねぇ。
玉川：はい。ちょっと欲張りに(笑)。
倉橋：ねぇ。規模が大きくて。すごいなぁ、と思いますが、え〜と、なぜ、じゃあ、ゴミ拾いっていう手段を採ろうと思ったんですか？
玉川：もともと、普通の格好でゴミを拾ったんですけど、そのときにこう、通行人の方が素通りじゃないですけどするっていうのもあって、それに対して自分が…こう、働きかけるにはちょっと目立ったほうがいいだろうと思ったし、ゴミ広いっていう活動自体が地域を思う気持ちを育てると思うんですよ。
倉橋：う〜ん。
玉川：ゴミを拾う…とゴミの多さってすごく見えてきて、それって住んでいる街を愛する気持ちっていうのを育てるんですね。もう絶対ここにはゴミ（を）捨てれないな、っていうふうに思えるんで、ゴミ広いっていうのがすごく入りやすいな、と思って、社会貢献に。
倉橋：へぇ〜〜。
玉川：っていうのをやってます。
倉橋：確かにそんなに難しいものでもないし、誰でも参加できますよねぇ？
玉川：はい。
倉橋：あと、そんなレンジャーの格好をしてたら通行人もやっぱりこう、声（を）かける、とか「あ、楽しそうなことをやってるな」とかって。
玉川：「おつかれさま〜」とか、なんか、写真とか撮られるんですよ。
倉橋：あはは。
玉川：「写真、撮っていいですか？」とか。ゴミ拾いしてる団体で写真撮られるところなんて滅多に無いと思うんですけど。
倉橋：ほんとですねぇ。
玉川：はい。なんか、手を振られたりとか。
倉橋：あぁ〜。
玉川：いろいろあります。
倉橋：もう、地域を守るヒーローですもんねぇ。
玉川：そうですねぇ。名古屋駅、オレらの前で(ゴミを)捨てたらコラー！って怒るっていう感じなんで。
倉橋：あはは！悪者から守るということで。
玉川：はい。
倉橋：それは毎回何人ぐらい参加するんですか？
玉川：え〜と、誰でも参加できるので、毎回メール会員で募集するんですけど、30人から50人で、多いときは90人ぐらいで拾ったりしたんですけど。
倉橋：それは若い人が中心とか、そういう年齢の区切りってあるんですか？
玉川：そうですねぇ。最初は私たちと同い年ぐらいの10代・20代だったんですけど、なんかどんどんメディアとかに取り上げていただいて、あの、50代・60代の方も参加してくださって。
倉橋：おぉ〜！
玉川：こう、「ア∞ス」のお母さんとかお父さんとかってみんなで呼んで、もうすごい面倒見てもらってます。
倉橋：あ、そうなんですね。
玉川：はい。
倉橋：へぇ〜、いろんな人にやっぱりこう、参加してもらいたいですもんねぇ。
玉川：そうですねぇ。
倉橋：活動自体楽しいし、まぁ、出会いの場でもあるんですか？
玉川：そうですね。いろんな人がいるので、なんだろ？ここはもう家庭とも会社とも違う素晴らしいコミュニティーであって、すごく刺激があるし、その、ゴミを拾ったあとに交流会もするんですけど、そこでこう、世界を変えたいっていう熱い気持ちをバァンっとぶつけたりするっていう、そういう場があるんで、ほんとに楽しいです。
倉橋：で、活動の場所をあの、中心としては名古屋駅周辺ですよね？
玉川：はい。
倉橋：ほかにも場所はあるんですか？やってる場所。
玉川：え〜と、栄とかでもやったんですけど、もうそれはイレギュラーな感じで、本来はもう名駅を守ってるっていう感じです。