「大阪が自力１位通過復活」
大阪エヴェッサが、東地区１位でプレーオフ進出を決めている仙台８９ＥＲＳを８６－８３で下し、今季３０勝目を挙げた。
第４クオーター（Ｑ）には１点差にまで詰め寄られたが、フリースロー失敗後のオフェンスリバウンドを奪うなど勝利への執念を見せ、逃げ切った。
「速攻の申し子」Ｇ宍戸（２５）が、今季最長２３分の出場で試合の流れを引き寄せた。
第２Ｑから途中出場すると、Ｆニュートン（２７）の得点をアシストするなど、チームを一気に盛り上げた。
第３Ｑには、リバウンドから速攻を仕掛け、Ｇロティック（２５）の逆転３Ｐシュートをアシスト。
宍戸は「自分のプレーを見せることができた」と、今季最多７本のアシストに満足していた。
天日謙作ヘッドコーチ（４１）は「大変なゲームだった。こんなクロスゲームになるとは思ってもいなかった」と語った。
この日、高松が新潟に敗れたため、大阪が再び西地区の首位に立ち、自力での１位通過が復活。
１３日の仙台戦に勝てば、３年連続でレギュラーシーズン１位通過が決まる。
(日刊スポーツ)