六地道菩薩には本当はいろいろ助けてもらっています。

　しかし、まだまだ若いのでしょう。何くそとの心があって、自分自身でやってのける、多少の横道は責任を持つと、思ったまま、いい加減なことをし、いい加減なことを言っています。

　しかし、孫悟空が世界の果てに飛んで行って小便をしたところが観音菩薩の手らひらの中だったように、大宇宙を知らずに走り回っているだけかもしれません。

　素浪人の極楽蜻蛉を自称している名に恥じず気ままに義と智と勇を持って、それもあやしいものですが。
　多少は行き過ぎたことはあっても気にせず生きていきたいものです。