早い時期からヨーロッパではその差別は消えています。国民の人権意識の差です。日本は極めて遅れています。

北条民雄著の「いのちの初夜」にハンセン氏病の物語として、ハンセン氏病棟のことが書かれています。

　正に、業病としか言いようのない、本人にはなんら罪はないのに、自身の非常な病苦と世間の冷たい目の中にあっての、当時のハンセン氏病棟が書かれています。

　本当におぞましい病であり、本人の苦しみが伝わってきますが、健常者がどう受け入れるかは、今でも大きな課題でしょう。

　今は治療法も確立されていますが。