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from: 一久さん
2005年09月20日 20時15分54秒
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問題提起 「政党とは、どうあるべきか」
【 政党とは 】
広辞苑風の、一定の共通した原理・原則を持った政治団体、というような定義では、もはや物の役にたたないことは明白である。
自由民主主義があたりまえになり、その意味ではすべての政党の原理・原則は同じものになってしまったからである。共産党や社民党でさえ、自分達こそが真の民主主義政党だと主張している。
ゆえに、現代社会に生きる我々は、政党というものに、新しい定義を与えてやる必要がある。それができないと、政党はその集団の利益の為だけに動くようになってしまう。現にどの政党も多かれ少なかれそういう傾向を持っている。
「政党とは、どうあるべきか」皆さんのご意見をお聞かせください。-
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コメント: 全6件
from: 無才さん
2005年09月24日 20時21分16秒
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「二党は同じではない」
それではどの政党も同じになってしまうではないか、という懸念は当然あると思う。が、そんな心配は杞憂である。人には個性があるように、政党にも個性が生じるからだ。
たとえば、現在でも自民党よりは民主党のほうが、慎重で多様な意見を党内に置いている。ただし、それらをすり合わせ、討論できる環境を持っていないから、不十分ながらそれを持っている自民党に政党内民主主義の達成度で敵わない。「民主党は寄せ集め」と言われるゆえんであろう。
「自民党よりも討論にかける時間を長くする政党」を目指すのであれば、それも立派な個性となる。そちらのほうが好みだ、という知識人は多かろう。
現時点で、民主党には党内民主主義は無いに等しいのに、マスコミや学者に贔屓されるのは、これゆえであろう。彼らは政治が決断を要するものだということを認めたくない人々であるから。
もっと分かり易い例でいえば、小泉自民党と森自民党では、あきらかに政見運用のしかたが違う。同じ森派の、しかも森氏が小泉氏の後見人を務めていたにも関わらず、だ。
政党にも性格がある、そして性格の違いというものは、比較すべき相手がいるときにこそ発揮されやすい。兄弟が多いほど、個性がハッキリする、と言われるのと同じである。
ライバル政党が決断力が弱いとみれば、自党は早めに議論をまとめるという戦略をとればよい。逆に相手が独断先行しがちであれば、こちらは幅広い意見を受け入れる度量をみせればいい。必然的に差異はできてくるのである。
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from: 無才さん
2005年09月24日 20時05分47秒
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「党の性格を縛ってはいけない、ということです。」
「居つけば死ぬ」(宮本武蔵 五輪書)
> 例えば、「法人税を薄く消費税を厚く」「個人
> の自由の制限を少し大きくしても企業活動をし
> やすく」という政策をとるのであれば、どちら
> かというと富裕層優先ということになるでしょ
> う。
問題は、そのときの国家が置かれた状態において、このような富裕層優先と受け取られる政策を採るほうが妥当であると思われる場合、労働者層優先を党是とする政党はどうすればいいのか、ということです。
社会党も共産党も、それゆえに消費税の導入に反対しましたが、今となっては、あのとき消費税を導入していなかったらどうなっていたかを考えると、寒けがする。
富裕層優先とか労働者層優先とか、党自体に「レッテル張り」をしてしまうと、それによって自己呪縛して政見を誤ることになるでしょう。
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from: S1さん
2005年09月24日 01時30分15秒
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「Re:労働者 vs 富裕層 というのは時代遅れだと思う」
○○優先というのは、○○以外は無視、という
意味ではありません。国会議員が国全体を考え
た政治を行うのは当然のことです。
捉え方や表現は違いますが、無才さんの意見に
同感です。
例えば、「法人税を薄く消費税を厚く」「個人
の自由の制限を少し大きくしても企業活動をし
やすく」という政策をとるのであれば、どちら
かというと富裕層優先ということになるでしょ
う。
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from: 無才さん
2005年09月23日 20時28分56秒
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「労働者 vs 富裕層 というのは時代遅れだと思う」
「労働者層 vs 富裕層」 という組分けは、現代社会においては、もはや時代後れではないだろうか。
富裕層優先を党是としようとしても、一人に一票の普通民主選挙が大前提となった今、それでは選挙に勝つことは無理だろうから。
逆に、労働者層を優先しようとしても、現に労働者自身が相当のプチ・ブルジョア化している日本において、たとえば高税率・高福祉という政策が受け入れられるであろうか。
畢竟、どの政党もそこそこに労働者寄りで、かつ富裕層にも配慮した政策を採らざるを得ないし、そのようなバランス感覚を持った政党でないと、現代社会の政治を任すことはできない。
「労働党の上着を、入浴中に奪い盗る行為」は、今や、やって当然、否、やらねば無能、と言うべき時代になっているのである。
現代の二大政党制の政党は、それ一個だけで、すべての立場の国民の声を代弁できる機能を備えていなければならない。いわば、一国に等しい知見を持っていることが要求されている。
自民党も民主党も共産党も社会党も、それぞれ党内に「一国」を作る。そのうえで、どの「国」が最もすぐれているかを選ぶのが、現代の二大政党制というものである。
だから、本来は二大政党ではない。「責任政党制度」とでもいうべきものだろう。
自己抑制する勢力を党内に持ちながら、責任ある決断を示すことができる、そういう政党だけが信任を得ることができるのである。
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from: S1さん
2005年09月22日 22時43分14秒
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「Re:問題提起 「政党とは、どうあるべきか」」
月並みではありますが、2大政党というからには、極論ですが、
アメリカの共和党と民主党、イギリスの保守党と労働党のように、
(A)財界・富裕層優先
(B)労働者層優先
の二つに分かれてほしいと思います。
(今の米民主党や英労働党がかつてと同じように労働者の党であ
るか、という議論はさておいて・・・。)
小泉自民党が、対中政策の及び腰ぶりから察するに(A)である
ことは間違いなく、であれば前原民主党には(B)を目指してほ
しいと思っています。しかし、前原の今までの経歴や主張を考え
ると、期待する方が無理かもしれないな。民主党が第二自民党と
化してしまったのではわが国の政党政治はおしまいでしょうね。
さらに言えば、私は、社民・共産といった政党には、第三極とい
える勢力を確保してもらいたいと思っています。これはもっと難
しいかもしれませんが。
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from: S1さん
2005年09月24日 20時40分08秒
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「Re:党の性格を縛ってはいけない、ということです。」
民主主義社会なのだから、「国民が選択する」という
ことでいいんじゃないですか。
例題でいうなら、あの当時、消費税に反対する政党に
政権をとらせたとして、それで日本に今以上の財政危
機が来たとしても、国民たちは自己責任として受け止
めることになると思います。個人的には、消費税導入
以外の道が全くなかったとまでは思えないのですが、
その点はひとまず置きます。
政策というのは、必ずしも一本道ではなく、幾通りの
道があるのだと思います。その中で最良と思える選択
を国民がしていく。中には間違いだってあるでしょう。
しかしそれが、国が滅ぶなどの致命的なものでなけれ
ば、間違いを反省し、やり直しも可能でしょう。
杓子定規なレッテル貼りをしたのでは政党を縛ること
になる、という意見はわかります。しかし、皆が皆同
じ政策を主張したのでは何のために政党があるのかわ
からなくなってしまうと思います。
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