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  • from: 一久さん

    2005年10月08日 19時25分01秒

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    ブッシュ・小泉は独裁者になるか ?

    【「民主主義から生まれる独裁者」という伝説】

    ヒットラーをもって、民主主義から独裁者が生まれる例証とし、ゆえにブッシュも小泉もそうなる危険があるかのような風説があるようだが、それは正当な意見であろうか。

    フランスの戰後の政体は、ドゴール主義に始まる独裁的大統領による政治運営方式であった。しかるに、フランス(第五共和制)が独裁国家になったという話は聞かない。それどころか、左翼の大統領までいたというのはどういうことなのか。

    ひるがえって、ヒットラーの例を考えてみると、ヒットラーは民主主義の形式によって独裁者になったが、その実行手段はけっして民主的でも自由主義的でもなかった。すなわち、暴力的手段によって反対派を弾圧しながらの選挙によって独裁者となったのである。

    このふたつの事例から言えることは、民主主義が独裁者を生む為には、暴力的手段によって反対派を制圧する行為が許容される社会であることが必要だ、ということである。

    権力の座にある者を公然と批判したり、自由意志で投票できる国民存在する限り、どんなに大きな権力が集中しても問題ではない。

    ブッシュ大統領がどんなに強大な軍事力を動かすことができても、ケリー婦人の口ひとつふさぐことはできない。そうである限り、アメリカが独裁国家になったとは決していえないのである。

    同様に、小泉自民党がたとえ五百議席獲得しようとも、対立候補に本物の刺客を送って命を奪う、というようなことができない限り、独裁者にはなれないのである。

    逆に、ヒットラーの場合には、ヒットラー以前のドイツにおいて、すでに暴力的手段による敵対者の排除は普通に行なわれていた。「ナチスのやった犯罪は、ナチス以前にすべて行なわれていた」とさえ言われる状況であった。独裁者は、現れるべくして現れたのである。

    【結論】

    独裁の危険があるかどうかは、その政治的勢力や権力で分るものではない。選挙において敵対者に対する暴力的弾圧があるかどうかで計るべきものなのであるということだ。

    フランスの場合も、第五共和制以前にはそういうことが行なわれていたという。

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