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from: 一久さん
2007年10月17日 20時14分18秒
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授業のレヴェルはどの生徒にあわせるべきか
【どのレベルの生徒に合わせるか】
昔から、授業のレベルは中の上ぐらいの生徒に合わせてするものだと言われている。しかし、これは間違っている、としか私には思えない。では、どのレベルに合わせるべきかというと、最高水準の生徒に合わせるべきなのである。そんなことをすれば、その他大勢の普通の生徒は授業について来れなくなる、というだろう。はたしてそうだろうか?
水準を最高に合わせても、最低レベルの生徒でも理解できるように教授することは可能なのではないだろうか。神技ともいえる教授技術があれば、それができるはずだ。ましてや、最高水準の生徒に合わせるといっても、公立学校における授業には指導要領からくるリミットがある。早い話、教科書と副読本を完璧にこなせるようにする、ということが、普通の学校における最高水準ということだ、といってもいい。
ならば、本来は、この程度の「最高水準」ぐらい、全生徒がマスターして当然のものだということである。神技、などではなく、もし十分に工夫した授業を考案するならば、できてあたりまえのことなのである。とはいうものの、現実にはなかなか達成しがたいものではあろう。故に、補習が必要となる。最高水準を目指して授業を行い、取りこぼしがあれば、随時補習を行う。補習に当てる時間を計画的に用意しておくようにすればよい。
【精神的報酬】
この方式に切り替えることによって、教師は大きな精神的報酬を得ることができる。というのは、従来の方式では、たとえ完璧な授業が出来たとしても、「上の下」以上の生徒と、「下の上」以下の生徒は阻害されている。教師が100%の力を発揮しても、それを物足りないという生徒と、ついていけないという生徒が残されるのである。
これに対して私が提唱する方式においては、もし教師が完璧な授業を成し得た場合には、すべての生徒が満足することになる。100%の授業に対して、100%の賛辞がかえってくる。教師はこれを目指して奮闘努力すればよいだけなのである。精神的に、このほうがずっとスッキリしていて良いであろう。
また、このような「高品位な授業」に挑戦することによって教師個人の力量も、当然、向上する。精神的に楽になるだけではなく、技術も向上するのである。ただし、ちょっとばかりの努力が必要になるのではあるが、その努力に十分報いるだけの見返りがあるのだ。-
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