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  • from: 一久さん

    2008年07月22日 20時54分43秒

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    帰国者はツライよ

     ドン・マローニ著 「外人はつらいよ」の感想。

     読み返していて、一番印象に残ったのは、アメリカに帰国したとき
     の「逆カルチャーショック」が大きかったというくだり。

     というのは、数日前の新聞に、アメリカ滞在を終えて日本に帰って
     来たという人が、帰国後の逆カルチャーショックのほうがむしろ面 
     倒だった、とか書いていたのを読んだからだ。

     この人の文を読んだかぎりでは、なにか日本が非常に遅れている
     がゆえにそうなのか、という印象をうけてしまうが、アメリカ人も帰国
     すれば、同様な「め」にあうのだ、ということがわかって安心した。

     つまり、どこの国の人であれ、外国に長期滞在したのちの、逆カル
     チャーショックのほうが強いのだ。

     なぜそうなのか。

     ひとつの答えとして、「阻害感」が芽生えるからだといえると思う。

     例えば、日本からアメリカに留学したとして、留学先において、その
     学生はアメリカ人ではないけれども、別にそのことを気に病むことも
     ない。

     日本人だという、別のよりどころがあるからである。

     ところが、帰国すると話が違ってくる。

     アメリカナイズドされた自分は、もはや生粋の日本人ではない。
     そう感じざるをえない場面に何度も出会うことになる。

     だからといって、アメリカ人になれたわけでもない。

     つまりは、

     日本人でもアメリカ人でもない、亡国の民となってしまったのだ。

     しかし、

     亡国の民ということは、逆に言えば国際人だ、ということもできる。

     おそろしいことだ。

     留学は、必ずしもプラスとはならない。亡国の民に身をおとしめる
     危険があるのだ。

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