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from: 一久さん
2008年08月28日 20時33分57秒
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戦後インフレについて
【普通でないインフレ】
戦後の混乱期を過ぎて以降の日本におけるインフレは、普通のインフレとは別のも
のというべきではないだろうか。
普通のインフレにおいては、対外通貨価値はインフレにスライドして(時にはより
オーバーに)下落するものである。昨今のロシアでは五十円でパンが一山買える計
算になるとか、新聞で読んだような記憶がある。
一寸前のイタリアや現在の中南米で起こっているインフレは、このような普通のイ
ンフレであろう(といってしまったが、イタリアや中南米が今現在どうなっている
のか全く知らなかったりして)。ようするに、リラならリラ自体の価値がなくなる
のである。
ところが、ドルショック以降の日本におけるインフレは、そういうものとは違って、
むしろ、円の価値は長期的にみて上がり続けている。角栄インフレなどがあったの
に対外通貨価値は上がり続けているのである。
解り易くいえば、今まで1万円の給料から1㍑360円の石油を買っていた日本人
が、10万円の給料から1㍑100円の石油を買えるようになったのである。
これでは、円という通貨の価値がなくなったとはいえまい。いったい、これはイン
フレというものなのかどうかも疑わしいことになる。
普通のインフレは、その国の通貨がその価値を失う。つまり、モノと外国通貨の両
方に対する信用が下落するのである。であればこそ沈痛なものとなる。
日本型のインフレにおいては、旅行客が海外へおしよせることになる。-
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