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from: 一久さん
2008/08/28 20:34:32
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アジアのリーダー
【アジアのリーダー】
右のひとも、左のひとも、アジアとの関係強化だのアジアの信頼を得たいだのとおっ
しゃる。両者ともにアジアにおいて日本が重きを為すことを望んでおられる点では
全く一致しているように思われる。ただ、右寄りのひとは政治・経済に重心が掛かっ
ているのに対して、左寄りのひとは文化・精神論に体重が掛かっている程度の違い
にすぎないようにみえる。
「リーダ」として釈明させろ、という者と、謝罪しなければ「リーダー」になれな
いという者との違いにすぎず、どちらもアジアのリーダーになりたがっている点で
は同じであるように見受けられる。
しかし、私の考えるアジアと日本のあるべき姿は、このようなモノではない。
むしろ、アジア各国がそれぞれ独自の高度文明社会を築き、日本からの影響力が失
われる状態こそが望ましいのだというのが私の考えである。ちょうど、敗戦後の日
本よりも、高度成長後の日本のほうがアメリカの影響をストレートに受けなくなっ
たようにである。
我々が望むべきことは、アジア各国の一人あたりのGNPがアメリカ並みに高まる
ことによって産み出される膨大な市場と、国際社会に対する影響力の創造でこそあ
るべきである。それが実現したアカツキには、日本もまたアジアのなかのドングリ
のひとつに過ぎない状態になる。
これまでは、非白人・非西洋の高度産業文明国家は日本だけであった。アジア諸国
がこれに加わることは、国際政治環境の似通った国が増えるということであり、そ
れは日本にとって望ましいことであろう。
【大アジア主義と小アジア主義】
ここで我々は中国をアジアのなかに加えるべきか、中国は別枠としてそれ以外の国
だけをアジアとするのか、という選択を迫られるようになると思う。
中国はあまりにも大きすぎる。もし、ひとりあたりのGNPが同じであるならば、
中国はアジアのなかのドングリになることはできないであろう。
したがって、私の構想では中国を加えない「小アジア主義」を採らざるを得ず、中
国を加えた「大アジア主義」を採ることはできない。-
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