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from: 一久さん
2008年10月24日 19時58分11秒
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年金問題の解決策
【年金問題解決策】
年金問題の究極の解決策は、年金制度の廃止である。
そもそも、年金制度の哲学的根拠はなにかといえば、野垂れ死ぬ老人を出さないということであろう。老人があちこちで野垂れ死んでいたら、どんなに立派な家に住んでいても平穏に暮らすことはできないから、そうならないように援助し合いましょうということだ。
だが、この考え方には、老人は働かないものだ、という前提が無条件に刷り込まれている。そこに問題の根源があるのではないか。昔の人は、六十過ぎて隠居しても働いたそうだ。農村などでは、むしろ隠居してからのほうが活躍していて、多くの品種改良や農業技術はこういった隠居農民の手で行なわれたという。
昔は隠居しても働く場所があったということ、それが現代では逆に減っているのではないか。個人営業の農家や商家、手工業などならば、隠居後も自分の意志だけでいくらでも働くことができるが、現代のように会社に雇ってもらおうと思うとかなり難しいからだ。年金問題の根源的誤謬は、定年=楽隠居、の図式を盲信したことにあると思われる。
【生涯現役で働く】
六十過ぎても、いや、何歳でも、働く意志のあるものすべてに、職を与えればいい。何歳になっても、働き口はあるのだということになれば、年金制度自体が不要となる。職安にきた人間全員を、公務員として雇用すればいいのだ。
フリーターもニートも、生活保護受給者の問題も、これで一挙に解決する。とりあえず全員、安定した就職口が確定するのであるから。とくに、生活保護受給者問題の解決には効果的である。
生活保護受給者には、二つのタイプがある。ひとつは、医学的にどうにも働けない人、たとえば寝たきりの人がそれである。もう一方は、働けると本人は思っているけれども、誰も雇ってくれないという人である。たとえば、重度障害者、中国残留帰国子女、などである。
プラス、この人々に成り済まして、不正に受給している輩がいる。
生活保護受給者にも職安で応募をしてもらう。医学的に働けないと判断された人は、以後(医学的に回復するまで)「年金」の支給をうける。
「寝たきり」でない人には、それぞれの事情に合わせた仕事が割り当てられる。帰国子女には通訳関係や海外居住の経験を生かせる仕事、両足の無い人にはプログラマーとかの、足がなくても出来る仕事、といった具合にである。
不正受給している輩はどうなるか? 彼らは身体的には全うなのであるから、それなりの仕事が紹介されることになる。これをサボれば、職安から追い出され、かつ、受給も停止されることになる。彼らは、行き場を失うことになる。あくまでも、働きたいけれど働けない人を救うのであって、働きたくない人を救うことはしないのだ。
【職安公務員の待遇】
この公務員の待遇は、低い給与水準でよい。国家財政の負担を少なくする為と、より賃金の高い私企業への転職を促すためである。60才以下の場合、年俸300万円ぐらいでよいだろう。
そのかわり、労働時間を短くする。職業訓練や実益に繋がる趣味等を見付けてもらうためである。年間1600時間(一日8時間労働で、200日勤務)ぐらいでいいのではないか。身体的に問題のある人、については、さらに少ない労働時間の設定も用意する。
これだと、年間165日の休暇がある。当然、週給2日(52×2=104)+祝祭日(16ぐらいだったっけか?)+有休20を足しても、まだ25日余る。これはバカンスとして連続10日以上取ることを強制しよう。もちろん、有休は完全消化を義務づける。
これほどの休日があれば、生涯現役でも、ちっとも苦になるまい。長寿日本一の沖縄県の老人達は、江戸時代さながらに死ぬまで働く生活を楽しんでいるのだそうな。
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