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from: 一久さん
2008年11月27日 21時55分16秒
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対案 いまさらですが
「対案を示せ」という要求は、極めて当然のものである。
政治家は現実の選択をするのが仕事であるからだ。
机上の空論と現実の為の検討との違いは、提案が否決された
場合の対処をも視野に入れているかどうかにある。
学者や評論家のする空論においては、否決されればそこで話
は終わりになる。答案にペケをつける教師のようなものだ。
だが、現実の場を任されている者の場合、そこから仕事が始
まる。提案が通らなかったことによる混乱や停滞をなんとか
しなければならないからである。
したがって、もしも「真摯な反対者」であるならば、そのよ
うな混乱がおきないように、自身、対案を用意して、より良い
道を示すべきだということになる。
それをせずに反対するだけならば、学者や評論家と同様の無
責任さであるといえよう。
学者や評論家やインターネット掲示板の投稿者はそれでよい。
現実の政治にタッチしていないから。
だが、国政の現場にいるもの、特に野党第一党には対案を示す
義務がある。
そうでなければ、あの「明日の内閣」とかいうものの存在価値
がなくなるではないか。
対案を示せないシャドーキャビネットなんて、オーム真理教の
大臣ごっこと、まったく同じではないか。-
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