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from: 一久さん
2009年10月19日 06時43分46秒
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政党内民主主義なき民主党
政党内民主主義について
優れた人々が政治を監視するのであれば、国民は安心して政治を任せる
ことができる。だが、優れた人々に政治を監視する能力を与えるには、
国民大衆が政党政治に関与する覚悟を常に持たねばならないのである。
ここで重要なことは、いざとなった場合に、政党に参加する覚悟を
持った国民こそが民主主義を担保しているのだ、ということである。
このような国民を欠いた状態では、政党員は政党を監視できず、政党
は国家権力を監視できなくなる。
英米以外のすべての国家は、いまだそうはなっていない。
選挙だけでは、政党や国家権力を監視することはできない。たかが
一枚の紙切れに名前を書くだけで、政治をどうこうできると考えるこ
とは、あまりにも不遜であり極楽とんぼであろう。
組織されない大衆の声は、無力なのである。
このような、政党内民主主義に依拠しない「選挙主義政治」は、じつは
ファシズムをも内包している。ナチスが政権を得たのも、「選挙政治」
のもとでのことであった。
また、ナチスのような強力な政治能力を持つ政党が政権を担った場合、
「次の選挙で落す」などということは不可能となる。ナチスが政権を取って
最初の選挙を企画したとき、ドイツ人は皆、「また選挙か、何度やっても
同じような結果しかでないのにな」と言った。が、ナチス幹部は言った
「こんどで終わりだ」と。
なんのことはない。政権を取ったナチスは、いままでの「選挙方法」を
徹底的に押し進め、ナチス以外の投票を事実上締め出してしまったのである。
(ナチス以前の政権も、同様の手口を使っていたが、徹底してはいなかった)-
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