まあ、こんな事件にも巻き込まれる事もありますわな〜

３日午後７時半ごろ、東京都港区台場１のマンション一室で、この部屋に住むフィリピン国籍の女性（２０）が紙袋に入った腰の部分とみられる肉片を発見、警視庁東京湾岸署に通報した。同居している別の２０代のフィリピン人女性の行方が分からなくなっており、この女性の遺体の一部である可能性が高いとみられる。警視庁捜査１課と同署は死体損壊事件として捜査を始め、同居の日本人とみられる４０代の男性が事情を知っているとみて行方を追っている。【川上晃弘、佐々木洋、古関俊樹】

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　調べでは、肉片が入った紙袋は４畳半の洋間に置かれていた。鋭利な刃物で切断された跡があり、台所にあった布団には少量の血痕が残っていた。凶器は見つかっていない。

　部屋にはフィリピン人女性数人と男性１人が同居。女性たちは港区六本木の同じ飲食店に勤務しており、男性は行方不明の女性の知人とみられる。

　捜査１課などによると、この女性が３日夜になっても店に顔を出さなかったため、不審に思った別の女性がマンションに戻り肉片を発見した。その際、同居の男性だけが部屋にいて、女性の姿を見ると非常に驚いた様子だったという。通報を受け署員が駆けつけた時には男性の姿はなかった。

　通報した女性らは３日午前８時ごろ、マンションを出たが、その際、行方不明になった女性はまだ寝ていたという。

　◇昨年末から居住　物音で苦情も

　現場のマンションは、ＵＲ都市機構が管理する高層棟（３３階建て）で、新交通システム「ゆりかもめ」のお台場海浜公園駅から北東約１００メートルの場所。近くにはフジテレビや大型商業施設「パレットタウン」がある。

　肉片が見つかった部屋は２６階にあり、住民らによると、昨年１２月から、若いフィリピン人女性３人と４０代ぐらいの日本人男性１人が住んでいた。マンションの清掃作業員は「女性たちはみんな背が高くてきれいで、飲食店に勤めていると思っていた」と言う。

　また、居住者の主婦（５９）は「マンションには外国人が比較的多く住んでいる。あの部屋は深夜にドンドンという大きな物音を立てるので、苦情が出ていた」と話した。