１６日に成田空港のJALカウンターで
「あぶ様、いつもマニラ線をご利用いただきありがとうございます。実は折り入ってお願いがございます。」
と小奇麗なベテラン受付係が言う。

「まさか、お願いって？...私と付き合ってくれなんて言うのかな？（笑）」
「（苦笑）いや、そうではありません。フィリピンエアラインへチェンジすることは可能でしょうか？可能な場合は１万円のキャッシュバックをさせていただきますが、いかがでしょうか？」
「え～っ！？パルへ私が？」
「あぶ様は、英語かタガログ語は大丈夫でしょうか？」
「いや～余りというか、ババエいや、女性を口説くくらいのタガログ語しかできないんだけど...（笑）」
「（苦笑）それなら、大丈夫ですので、何とかお願いできますか？」
「私、マガンダいや美人に頼まれると嫌といえない性格だからかまいませんが...あっ、ちょっと待ってください。
パルはT２でJALはT１へ着陸ですよね？」
「さようでございます。」
「私のアサワいや、連れがT１で待っている約束をしたので、連絡がつけばOKなので今、電話をかけてみます。」
しかし、電話は繋がらず、結局JALで飛ぶことにした。