セブ島フェリー沈没 多数不明
8月17日 6時36分

フィリピンのセブ島の沿岸でおよそ７００人が乗った地元のフェリーが貨物船と衝突して沈没し、少なくとも１７人が死亡したほか、およそ１００人が行方不明になっており救助活動が続いています。

フィリピンで、１６日夜、ミンダナオ島からセブ島に向かっていた地元のフェリーが、セブ島の沿岸で貨物船と衝突して沈没しました。沿岸警備隊などによりますと、沈没したのは全長およそ１４０メートルのフェリー「セントトーマス・アクィナス号」で、乗客７２３人が乗っていて大半はフィリピン人とみられています。
この事故で６００人近くは救助されましたが、少なくとも１７人が死亡したほか、およそ１００人が今も行方不明になっており、救助活動が続いています。
マニラの日本大使館によりますと、今のところこのフェリーに日本人が乗っていたという情報は入っていないということです。
フェリーの乗組員は、「フェリーが貨物船と衝突したあと１０数分で沈没した」と話していて、沿岸警備隊が事故当時の状況を調べています。


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