http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061105-00000176-mailo-l37

沖縄県宜野湾市の劇団に所属する
島袋寛之さん
末吉功治さん
小渡俊彰さん
の３人が、２０００年に発行されたものの、今では滅多にお目にかからなくなってしまった紙幣＝２０００円札
をもっと流通させようと、沖縄から東京を目指して旅をしているらしい。

東京までの道のりで、この３人はその地の人々と２０００円札を両替して、その人からこの紙幣をもっと流通させるための署名に参加してもらい、最終的に、計１万人分の署名を日本銀行本店に届け、発行枚数増と流通促進を直訴するという予定らしい。

…出発したのは９月９日で、今は京都府内にいて、署名は４６００人分集まったのだとか。
そして、１日の生活費を２０００円と決めて、道のりをこなしているとのこと。
(ちなみに、移動は公共機関のみ）

この人たちが、なぜこんなことをしているのかというと…
何でも、沖縄では「二千円札流通促進委員会」という会がが設立されて、２０００円札を「平和希求紙幣」とし、流通の定着化を目指しているためで、紙幣の流通と共に、平和を祈願しているものとなっているのだとか。
２０００円が平和希求紙幣となっているのは、この紙幣に印刷されている、首里城の守礼門が、戦争でなくなってしまったものの、終戦後いち早く復興されたことから
守礼門＝平和を願う象徴
と考える人々が多いから。

…う〜ん、まさか、あの紙幣にそんな思いが込められていたとは。
修学旅行に行ったときはまったく気づかなかったな。
でも、せっかく発行されているのだし、そんな思いも込められているのだし、応援したいな。