ゼミの時間に、頚髄損傷のために、胸より下の部分が動かせない人による講義あった。

生活するうえでの困った点や、それを改善するための方法など…
そんな内容が中心の話だったけれど。
一人暮らしでも生きていけるし、胸よりも下だけでなく、腕は肩より上までは上げられないだけでなく
手は握った形になっているままで、指が動かず、握力もまったくないため、物が握れないという状態でも、市販車に改造を加えて長距離を運転したりと…
健常者と同じような生活が出来るのだから、本人いわく「自分は障害者ではない」とのこと。

「障害は周りの環境が作り出すものであって、工夫を加えれば障害はなくなる」
と言うのが、講義のまとめだった。

うーん、工夫を加えればと言っても、その「工夫」が難しいんだよなぁ…と。

そんな一例として出されたのが、講師のこんな実体験。

「うどん屋で、うどんを食べたいけれどフォークがない。
あるのは普通に用意されている割り箸だけ。
この状態でうどんを食べるにはどうすればいいか？」

問題として出されたけれど、誰も解決方法を思いつけなかったもの。
でも、ちゃんと解決策があって、しかもとても簡単な方法で…
よかったら、考えてみてください（苦笑

今日の天気：晴れ