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from: アヒル村長さん
2008年07月28日 02時31分55秒
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冒険 1日目
今年の2月に行った、自然体験のバイト。
小学生がやって来るから、現地のインストラクターのお手伝いをする(というより、一緒に楽しむ)なんてものだけれど。
夏休みに入ると同時に、そのバイトの夏バージョンが始まり、自分のシフトは今日が初日だった。
夏は川で遊ぶということで、川に入って水に慣れるところから、川を泳いでみる、岩から飛び込む、カヌーに乗る、魚を捕まえてみる…
と、いろいろな内容が用意されていたのに。
みんなで昼食休憩を取るあたりから、空の様子が一変。
空は暗くなってくるし、遠くの方で雷は鳴りだして…
おまけにヒグラシまで鳴き始めると、辺りはまるで日没後のような雰囲気に。
…そして、昼の遊びをしている途中にはついに、それこそバケツをひっくり返したような大雨。
いや〜な感じの風が吹いていて、川の流れは見るからに激しくなっているし、よく見てみると、水量が増えて、水の色も変わり始めている…
と、まさに自然体験(苦笑
そんなわけで、川遊びは中断となり、急遽川岸にブルーシートを張って、雨宿りをしている時のこと。
雨で体が冷えてきて
(さっきまで入っていた川の水の方がよっぽど冷たいけれど…)
「さむーい!!」と言っている子が結構いる中で、ある子がポツリと一言。
「森が喜んでいるね」
…対岸には木が生い茂っていて、そこへ雨が吹き降りになっているところを見ていて生まれたのであろう、この言葉。
3年生くらいの子の言葉だけど、ブルブル震えてしまっている子もいる中で、こんな発想が生まれてくるなんて。
なんだかすごく心に響いてきた。
今の自分には見えない世界が、あの子には見えているんだなぁと思った瞬間。
このほかにも、日中の日差しで温まった石の上に座って、その暖かさに感動している子…
正直なところ、石が温まっているなんて事は当然のことと認識してしまっているから、感動している様子を見なければ、たぶん石なんて意識しなかっただろうし…
こういう自然体験と言うと、親から一時的に離れて、自分で自分のことをやって、みんなで協力しつつ、ちょっと勇気を振り絞っていろんなことをやって、そこから達成感を得たりとか。
そういうイメージが強かった。
実際、今日の活動中にも…
川の中を歩いて目的地に移動する時に、川の流れとツルツル滑る川底の石の感覚から、なかなか歩いていけない子がいて、一緒に応援しあいながら歩いたりもしたけれど。
緑の様子とか、石の温もりとか、そういう事を感じれることって、きっとすごく良いことなんだろうなぁ。
今日の(愛知の)天気:晴れのち曇り
今日の珍場面
ブルーシートを張って、雨宿りをしている時の事。
すごい量の雨が降っているので、ブルーシートにはどんどん雨が溜まっていき、シートの隅のいろんな所から、雨水がザーッと流れてくるようになる。
たまたまそれが自分にかかってしまうと、みんな嫌がるのに…
ある一人だけは、雨水がどこかへ流れようとしているのを見つけると、すかさずそのポイントへ行って、なぜか口を開いて待機。
そして、流れてきた雨水を、飲む(!
口の中に納まるような量の流れではないので、残りは全部体にかかるけれど…
「川よりも温かくて、気持ち良い!」
…いや、それは別にいいけれど、雨水は飲むなよ(苦笑-
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