サークル活動の中では３大行事となっている、夏のお泊り会。
台風の影響が心配された昨日今日がちょうどお泊り会の日にちだったので、内心「今年は中止かな…」と思っていたら。
初日はすごくいい天気！
そして２日目だった今日は、雨が降ったりやんだり、突然雷が落ちたり土砂降りになったりと、起伏の激しい一日（苦笑
…でも、とにかく中止にならなくてよかった。

何よりもよかったのは、自分が担当している人の、普段では絶対に見ることができない一面を見ることができたこと。
いつもは、人口密度の高い狭い部屋で活動しているためか、絶対に活動している部屋には入れないし、全体とは別の行動をとることになるのに。
場所がいつもとは違い、おまけに広いためか、すべての流れをみんなと一緒にすごせるという奇跡的な現象が起きるし…
パニックなんかもほとんど起きなかった。

それに、普段は全体とまったく別の活動をしているために、担当している人のことを、自分たち以外の学生にはほとんど知られていない現状をひっくり返せるくらい、すごいアピールもできた。
…なんと言っても、その楽しみ方や、リアクションのタイミングが絶妙（笑

重度の自閉症ということや、普段の様子のことを考えると、どう考えたって空気を読んだりしての行動ではないはずなのに、
今回はどういうわけか、本当にいい具合にいい反応を見せてくれつつ、本人もすごく楽しんでいた。
おかげで、他の人たちにもそれがウケて、まったくこの人のことを知らない一年生なんかにも、完全に存在を知ってもらうことができた。


ただ、すべてがよかったづくしで終わってくれないのが、このサークルらしいところで…
いつもは担当だけで過ごしているところを、今回はほかの担当の学生とも一緒に過ごせたということで、
自分達が担当している人に、他の学生が接してくれる場面が多くなることはうれしかったのだけれど。
自分に限って言うと、その逆はなかなかできなかった。

もちろん、担当の人からなかなか離れることができないということや、他の人は他の人で、担当ごとに楽しくやっているから、中に入る隙間がないということもあるけれど。
それにしても、一体どう接すればいいのやら。
さっぱり分からなかった。
自由時間なんかにかかわってみようと思っても、できるのはせいぜい挨拶くらい。

普段は他のメンバーと接する機会なんてほとんどないから、別に困ることはないけれど。
さすがにそれでは寂しいし、サークルに参加してる意味もなくなってしまう。
…うーん、今回はなんだか、いつもとはまったく違う方向の課題が見つかってしまったなぁ。

今日は雨時々曇り・昨日は晴れ