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from: アヒル村長さん
2008年10月10日 00時22分50秒
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小学校 3日目
思いがけず、近所のスーパーへの社会見学について行けることになった、
この日の小学校でのボランティア。
見学に行ったのは3年生で、その中に入っていた、
普段は特別支援学級にいる子が、この日は全体の中に入っているけれど、
担当の先生が出張中とのことで。
その子の班に入って、一緒について行く事に。
実際について行ってみると、お店の人が全体に話しているのを聞いたりとか、
プリントにある記入事項をしっかり書き込んだりすることはできないものの。
その子なりに、店の様子とかはちゃんと書けていて、しっかり見学できている感じ。
…ただ、その内容は、その子の話をよく聞いていたり、
想像してみて、文をそのまんま受け止めないようにしないと理解できないもので。
他の班の子にしてみると、まったく見学できていないように見えてしまう。
それに加えて、班行動もイマイチできていないので…
かなり露骨に嫌悪感を表わされてしまい。
それに対して、その子はその子で達者な口を駆使して、
何とも言えない腹が立つ反論をしてしまうので、班の雰囲気は最悪(苦笑
おかげで、その子が口を開いただけでけんかが始まりそうな感じだった…
3年生というと、まだまだ規律のようなものを絶対的なものと考えていて、
少しでも違うことをしていると、それを訂正させたくなる年頃のようで。
見学して分かったことをメモするプリントなんかも、
項目に沿ってできていないと納得できないし、
班行動と行って、目に見える範囲で少し離れた所に行っても、かなりのお咎めが飛んでくる。
いまになって考えてみると、いろんな意味でありえないくらいまじめな年ごろ。
こうなると、障害児も健常児も仲良く学びあう…
なんて、なかなかできそうにない感じがしてしまう。
はっきり言って、見学での学び方なんて人それぞれなんだから、迷惑をかけていなくて、
なおかつ常識的なやり方だったら、別にどうやったっていいと思うけれど。
(知りたいことも受け止め方も人それぞれなんだから…)
例えば班行動一つとっても、隊列を一切乱さずに動かないといけないとまではいかなくとも、
売り場と売り場の移動ごとに、列になって移動しないといけないと思い込んでいる年頃の子に
「別にそんなことをする必要はない」と言ったって理解できないだろうし…
そういう規律のようなものを大切にできるときに、それを大切にさせなかったら、
考えだしたら理解できないような決まりがたくさんある世の中、
そういうものでも守らないといけない必要性なんて、考えるきっかけもなくなってしまう。
となると、ある意味自然体で見学をしている、みんなとは一風違う感じの子なんて、
いったいどうやって理解されるというのか…
実際、機会があるごとにチラッチラッと、もしもみんなが後に、この日を思い返すことがあれば、
たぶん何かを考えるきっかけになるだろうなぁ、と思うことは言ってみたつもりだけれど。
仮にも特支も目指している人間としては、なんだかすごくもどかしい一日だった。
この日の天気:晴れ-
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ナオ、
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コメント: 全5件
from: アヒル村長さん
2008年10月13日 00時46分37秒
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「小学校 5日目 その2」
6月か7月ごろのサークル活動での大失敗…
いつも自分たちが担当しているメンバーが欠席だったため、
その日だけ代打で担当につかせてもらった子にパニックを起こさせてしまった、あの失敗。
あれ以来、わかっているようで実践できてなかった「気持ちに寄り添う」ことを意識して、いろんな事に臨むようにしているけれど。
この日は、それがようやく身についてきたのかなぁと思える動きができた。
それは、生活科の授業での、校庭に出て秋の訪れを探してみよう、という活動でのこと。
校内には畑のような、雑草盛りだくさんな所があって、そこで植物や虫の様子を観察するはずが。
気づいてみるとなぜか、みんなそろってのバッタ捕まえ大会になっていた(苦笑
まぁ、そんなことをしつつも、みんなとりあえずは観察できていたようだから、それはまぁとにかく。
事件のきっかけになったのは、そのバッタ。
みんなで観察していると、ある女の子の腕に、バッタがピョンと飛び乗っていたらしい。
その女の子はバッタが苦手だったために、かなり嫌がっていたみたいだけれど、
バッタ大好きな男の子がそれを捕まえてあげて、その場は一見落着。
そして、教室に戻った後。
観察してきてどんな感じだったか、観察ノートに書く作業をしているときに、事件発生。
さっき、女の子からバッタを取ってあげた男の子が、バッタが腕に乗っていた様子をノートに書いて…
そのノートを見せに、女の子の所へ。
男の子にしてみれば、バッタが自分に飛び乗ってきたのだから、すごくうらやましいことだと思って、
何の悪気も無しに、当然のように話しに行ったのだろうけれど。
バッタが嫌いなその女の子にしてみれば、いくらうらやましく思われても、
それは嫌〜なバッタのことを思い出すだけの、ただの嫌がらせとなってしまったようで。
女の子を半泣き状態にさせてしまい、まずい雰囲気になってしまって、さぁ大変。
というのが、双方から聞いて分かったことの本末。
女の子の方は泣いているし、男の子の方は訳が分からず、女の子の友達から責められている理由もわからなかった様子
(そりゃぁしょうがないよなぁ…)
まずは男の子に席へ戻ってもらい、何があったのか話を聞きつつ、何があったのかがわかってきたので…
女の子の方へは、男の子の行動がおそらく「嫌がらせ」のように感じられて、すごく嫌だったのだろうということを想像しつつ。
その時の気持ちを代弁しながら、一緒に出来事を振り返って、男の子には謝ってもらいたいけれど、
嫌な気持ちにしようと思っていたのではないから、それは分かってあげてね、ということを話して…
男の子の方へは、うらやましく思ったことを話しに行きたかっただけで、
何か悪いことをやったわけではなかったのだということを話しつつ。
それでも、相手の女の子はバッタが苦手で、腕にバッタがくっついたことは嫌な思い出だったということを知らせて、
嫌な気持にしてしまったことは謝らないといけないけれど、嫌な気持にしようと思ってやったんじゃないよということも知らせないとね、と。
そんなことを話してみて、どちらも何となくは分かってくれた様子だった、が。
このあとがちょうど給食の時間で、女の子の方は給食当番で行ってしまうし、
B君とC君がケンカをしているとクラスの子に教えてもらったから、そっちへ飛んでいかないといけなかったし(まったくすごいタイミングでやってくれた 苦笑
一番肝心な、お互いに話をさせる部分のフォローが何もできなかった(涙
他のクラスから戻ってきた特支の先生とケンカを止めて、なんとか落ち着いたところで教室へ戻ると、
どうやら男の子の方から何か話しかけたようで、女の子の友達いわく、
とりあえず、まぁ、いいんじゃないの?というような雰囲気だった。
うーん、これはつまり、ある程度は仲直りできたということなのかな…?
どちらも暗い表情ではなかったようには見えたけれど。
…なにはともあれ、こういう思いの擦れ違いを通して、自分と相手は違うんだということや、
相手の気持ちを考えてみる、なんてことができるようになっていくんだろうなぁ、と。
そんなことを実感させてくれた出来事だった。
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ナオ、
from: アヒル村長さん
2008年10月13日 00時43分51秒
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「小学校 5日目」
普段だったら、最初の1限目だけが講義となっている金曜日。
でも、この日はたまたま休講になったので…
木曜日に引き続き、小学校へ。
この日の1年生は、授業日程がお昼までとなっていたので、
授業を受けて、給食を食べたらさようなら。
なので、2日連続して帰る前の時間まで入っていられるという、
おそらく数少ないであろう活動日程となった。
前日は荒れまくっていた、元気な4人組。
2人は相変わらず、1人は微妙、そしてもう一人は…
いったい何があったのかというくらい、様子が変わっていた。
前日だったら、何かをされればすぐに報復攻撃を仕掛けていたはずなのに、
この日はどうかというと。
何かをされても、なぜか余裕のニコニコ顔。
そして一言。
「ボクはバカじゃないので〜す」
特支の先生が諭していた言葉が効いたのか、
自分が何もやっていないのに相手が嫌なことをしてきたとしても、
そこで仕返ししたら自分まで怒られちゃうから、仕返しはしないで、
何かされたことを先生に言いつけて、我慢したことを先生にほめてもらう…
という考えに至ったのかどうかは分からないけれど。
見事に、何か嫌なことをされてもすべて我慢できた。
そして、先生やら自分やらにそのことをニコニコして伝えに来て、
ほめられるとすごく満足そう。
ひょっとして、こんな様子がずーっと続いてくれたら、
周りにとっても本人にとってもすごくうれしいことなんだけどなぁ。
…というA君(仮名をつけてしまった)に対して、
暴れまくっていたのはB君とC君。
授業3時間分と給食で終りのこの日、朝から給食中まで、
懲りずに何度もつかみ合い
(二人の席が隣同士ということも一因 苦笑)
仕返しするのが好ましくないことだとは分かっていつつも、
直接攻撃してこないと気が済まないようで…
気持ちはわかるけれど、なんとかできないかなぁ。
そしてもう一人の元気な子、D君。
彼は、勉強している内容はほとんど理解できているようなのだけど。
周囲の子にとにかくちょっかいを掛けるし、何もしないとはいえ、一番動き回っている(ように感じる)
…でも、D君の学習を見ている時に、ちらっと机に目を移すと。
筆箱のフタに、「先生の話をしっかりと聞いてね」
という、お母さんからのメッセージシールが貼ってあった。
それを見つけて、ちょっとあれこれ話してみた。
けれど、それは一体どう受け止められたのか?
D君についていちばん強く思うのは、自尊心があんまり持てていないのではないかということ。
誰かが何かのミスをすると、その都度罵り言葉をぶつけるし…
たとえ褒められたとしてもうれしそうではない、というか、
なぜか不機嫌そうな素振りまでみえる。
うーん、もし本当にそうだとしたら、どんなふうに接していけばいいのかなぁ…?
この日の天気:晴れ
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ナオ、
from: とまとさん
2008年10月10日 08時17分53秒
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「Re:小学校 4日目」
村長さん オハヨ(o^-^o)
よくがんばっていますね〜
ほんと
感心しています。
> 実際、機会があるごとにチラッチラッと、もしもみんなが後に、この日を思い返すことがあれば、
たぶん何かを考えるきっかけになるだろうなぁ、と思うことは言ってみたつもりだけれど。
とても素晴らしいです。
村長さんのその気持ちがとても大切なのだと思います。
私も仕事上子供達に接する機会が多いです。
子どもってどんな些細なことでも心に響いたことや行動は覚えているようです。
忘れたころに「あの時こう言ってた、してた」と言ってくれたりしてこちらが驚くことがあります。
だから私も言葉を大切にしゃべるように心がけています。
そして時々ボディタッチして安心させてあげます。
頭をいいこいいこしてあげるようにしています。
(^-^ ) ニコッ
> 4日目に来て、みんなとはかなり仲良くなれたように思う。
> みんなから警戒心というか、壁のようなものがなくなった感じ。
> 「明日も来るの?」と聞かれて答えると、「なんで来るの?」
> と言われていたのが、「また来てね」に変わったことがものすごくうれしい…
こんな時はほんとうに嬉しいです。
村長さんの一生懸命さが伝わってきて私まで嬉しいです。
> 実際今日なんかは、休み時間はみんなで楽しく息抜きして、
> それで授業が集中できればいいなぁと思っていたら、
> 休み時間と授業の切り替えがうまくいかなくなってしまい、
> むしろ空気を乱す方に加担してしまったのではないかという反省。
> 体が3つくらいに分けられれば、きっと簡単に解決できる問題ではあるけれど…(涙
>
> うーん、今のバイトと同じようなもので、まずは仲良くなって、
> 楽しく遊ぶことができればそれでOK、という時期は既に終わりつつあるらしい。
> あの笑顔で見つめられると、どうしても気分も乗ってきてしまうけれど。
> ボランティアという名の支援員として学校に入れてもらっている以上、
> これを何とかしないとなぁ…
>
いろいろ考えながら行動できてる村長さんはすごいです。
これからもその調子でがんばってね。
すごく楽しみにしています。
ファイトです〜〜〜
(o^-^o) ウフッ
今日の天気: 晴れそうです。
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ナオ、
from: アヒル村長さん
2008年10月10日 00時46分58秒
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「小学校 4日目」
今日は大学の授業がないため、丸一日みんなと一緒に過ごすことができた。
それで分かったことは…
今までの、授業の場面に少しだけしか参加できなかったときに感じた、
元気すぎる子の動きというのは、まだまだ序の口だったということ(苦笑
周りの子の集中できない感じというのは、やっぱり体育祭のせいだったのか、
今日1日いた感じでは、かなり落ち着いた雰囲気になっていた…が。
なんだか知らないけれど、元気な子たちのこの荒れ方は、確かに、すごい。
今までのところ、このクラスには3人元気な子がいるようだなぁと思っていたけれど、
実はもう一人、かなりきわどい子がいたり、
動き回るといって、普段見ている感じにはおとなしい一人も、
きっかけがあると、なかなか収拾がつかなくなってしまったり…
そこに来て、先生が体調不良につき、声がほとんど出なくなっているから、
特別支援担当の先生がずーっといてくれても、かなり大変。
…そして、自分はと言うと。
4日目に来て、みんなとはかなり仲良くなれたように思う。
みんなから警戒心というか、壁のようなものがなくなった感じ。
「明日も来るの?」と聞かれて答えると、「なんで来るの?」
と言われていたのが、「また来てね」に変わったことがものすごくうれしい…
と言って、喜んでばかりもいられない現実。
親しみを抱いてもらえたのはすごくうれしいけれど、
ほかの先生方にはない、ボランティアだからこその自由度が加わると、
休み時間中も特に仕事がないから、そのままみんなとふれあうことができる。
これが休み時間でとどまればいいけれど、そうでなかったら…
実際今日なんかは、休み時間はみんなで楽しく息抜きして、
それで授業が集中できればいいなぁと思っていたら、
休み時間と授業の切り替えがうまくいかなくなってしまい、
むしろ空気を乱す方に加担してしまったのではないかという反省。
体が3つくらいに分けられれば、きっと簡単に解決できる問題ではあるけれど…(涙
うーん、今のバイトと同じようなもので、まずは仲良くなって、
楽しく遊ぶことができればそれでOK、という時期は既に終わりつつあるらしい。
あの笑顔で見つめられると、どうしても気分も乗ってきてしまうけれど。
ボランティアという名の支援員として学校に入れてもらっている以上、
これを何とかしないとなぁ…
今日の天気:晴れ
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ナオ、
from: アヒル村長さん
2008年10月13日 01時15分55秒
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「Re:Re:小学校 4日目」
> だから私も言葉を大切にしゃべるように心がけています。
自分が思っていたのとは違う受け止め方をされてしまったり、
同じ内容のことでも、言い方や言葉の選び方で、与える雰囲気が違うものになったり…
本当に、言葉は大切にしないとなぁと思います。
> そして時々ボディタッチして安心させてあげます。
休み時間になると、みんなだっこちゃんになってしまいます。
背中に思いっきり飛びついてくる子もいて、うれしいけれど、なかなか危ないです(苦笑
ボディタッチとは少し違う気もするけれど、こういうふれあいも大切なんだなぁと改めて実感します。
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ナオ、