ヘルパーの移動支援。
今までのところ、3人の子と一緒にどこかへ出かけたりしたけれど、
そのうちの一人の支援になると、必ず何かしら起きてしまう。

1日目は、プールで耳栓を無くしてしまったことをきっかけに機嫌を悪くしてしまい、
帰りのバスに乗れなくなってしまうアクシデント。
2日目は、運動をしに行ったはいいものの、帰る寸前で体調が悪くなってしまったし…

3日目となる前回は、とある施設へ遊びに行ったものの、
部屋を使うことができず、楽しみにしていた予定が急きょ変更。
すごく残念そうにしていたけれど、ここはなんとか気分を入れ替えてもらえたようで。
なんとか、他の遊びに行ける所へ移動でき、
今回は何事もなくうまくいくかなぁと思ったら。
帰り道で、病みあがりの足
（骨折をして、1ヶ月ちょっと経って治りつつあるものの、まだ完治していないらしい）
が痛くなってしまい、本人いわく、歩けないとのこと。

それが本当なら、負ぶって帰って行けばいいし、実際そうするつもりだったとはいえ。
歩けないといつつ、本人は歩いているし…
なにより、普通に足が動いている。
さらに「？」だったのは、痛いと言い出したタイミングが、普通に歩いている時だったこと。
帰る前はもっと激しく動いていたんだから、
歩くだけで痛めるというのは、なんだか微妙…

だからと言って、本当にまったく痛みがないというわけではないだろうから、
まるっきり初めから嘘、というわけでもないのだろうけれど。
そこから自宅までが5分も歩けばつくような位置。
どちらかといえば、さりげなく甘えが出ているこの子。
一番手っ取り早い方法ではあるけれど、
ここで負ぶってしまうのはいかがなものなのか。

…そんなこんなを考えて、この時は自分で歩くように言って、
計画していた時間より30分ほど遅くなってしまったけれど、なんとか自力で帰ることができた。
途中で「救急車を呼んでくれ！」と言い出して、まったく歩かなくなったりもしたけれど（苦笑
結局は普通に歩いていたように見えた。


不定愁訴ではないけれど、普段から多少大げさに言ったり甘えたりする子なので、
何か言われても、どこまでが本当なのかどうかはっきり言って分からないし…
そうでなくても、2日目の調子が悪くなったときに、
かなりの頑張りを見せてくれたことを知っていると、
今回は、表情からすると半分ちょっとは甘えで、もう半分くらいが本当だとしか思えなかった。
…でも、骨があまり強い子ではないし、骨折の病みあがり後とあって、かなり不安。
素人判断で悪化させてしまったら、自分ではどうしようもなくなってしまう…

それ以上に、この子の調子（気分？）の浮き沈みにも、
対応しきれているかというと、あまり自信がない。
人懐っこくて、自分に対しても仲良し感覚を持ってくれてはいる子のようだけれど…
うーん、これではとてもじゃないけどバイトとしてお給料をもらうのが申し訳ない。
次こそはなんとか、うまく持っていけるように考えないとなぁ。

この日の天気：くもり