昨日おとといは、自然体験のバイトだった。今回は冬バージョン。
冬ということで、テーマはもちろん「雪」
…考えてみたら、去年の冬からこのバイトを始めているから、
今回の1泊2日のシフトで、自然体験のバイトもちょうど2年目に突入。

この2日間でびっくりしたのは…1つは、雪がほとんどないということ。
積もっていたのは2，30センチの硬い（古い）雪だけ。
現地の人にとっては無いに等しいような量らしい。
2日間を通じて、活動ができるかどうかギリギリというような状態だった。

2つ目は、前回の秋の1泊2日で一緒になった子が何人かいたこと。
集合してくる子たちを眺めていると、「あー！」という顔をしている子が数名。
それを見た自分も「あー！」みたいな（笑

他のバージョンに比べて、冬は全体で遊んでいるわりに、遊び方にそれぞれの自由度があったりして。
「雪の城を作ろう！」という時間なんかは、子どもそれぞれの個性がかなりでていた。
城本体を作る子以外にも、「雪を集めている方が楽しい！」と、
城を作るための雪をずっと集めまくる子や、
城の外で雪だるまとかを作っている子がいたり。
いくら現地の人的には少ない雪でも、そもそも雪なんてなかなか積もらない所から来る子たちだから、
それぞれにものすごく楽しんでいた。

自分でも、呼ばれた方や一番手伝う必要がありそうなところを回ったりして、完全な自然体で楽しんでいた。
そうしていると、そこにいる子の表情がよく分るし、なんか仲良くもなれるし…
行ったことのあるバージョンの中では冬が一番好きだたなぁと思う。

ただ、唯一困ってしまうのは、同時にあちらこちらに呼ばれること。
特にバスに乗っている時なんかは、4人くらい同時に話しかけてきたりする（苦笑
どうにもできましぇん…
もう１つどうにもできないのは、顔。
今回は顔にまつわる出来事が2つあった。

１つはおいしい話で…
自分はメガネをしているので、何人の子かは必ず「メガネとってみて〜」と来る。
で、メガネを外した顔を見せると、帰ってくる反応は必ず2タイプ。
反応しにくそうに、ビミョーな笑顔を見せてくれるか、
「なんか変！」「なんかおかしい！」「気持ち悪い！」
（うるせーこのやろ〜　爆）
このやりとりが始まると、大体の他の子にもどんどん伝染していく感じ。
ただ、なんだか知らないけれど、今回はやたら顔に食いつく子たちがいて、
顔を合わしたり話したりするたびに「メガネとってないとダメ！」と言う子もいた。
離れたところでこっそりメガネをかけてみても、離れたところから
「あ゛〜〜！メガネかけた〜！」「はずせー」
…油断できない監視網（笑

もう１つは、ちょっと残念だったこと。
バス移動の時に補助席に座ろうとすると、横に座っている子が座らせてくれない。
なんでかなぁと思って聞いてみると、もう1つ横の窓際の子から
「顔が怖いから嫌だって」という、わりにショックな返答が返ってきてしまう（涙
そう答えてくれた子や、反対側の席の子は仲良くしてくれたのだけれど。
…で、そうは言ってもどうにもできないからと、何とか座らせてもらうと。
トイレ休憩の後になったら、通路側と窓際で席が入れ替わっていたり。
おまけに、通路側と窓際、ついでに反対側の席の子まで、補助席が出せないようにガードしていたり（苦笑

それでも、この後安心できたのは…
バスでの移動中、両隣の子たちが手遊びに混ぜてくれて。
「せんべい焼けた」（？）をやっていると、初めの方は普通だったものの。
一番最初に座れせてくれなかった子が、自分の所に手が回ってくる時にだけ、
思いっきりバシバシと手を叩いてくる。
…うん、焼ける前に割れるだろ（爆
もし万が一本当に嫌がられていれば遊びには入れてくれなかっただろうし、
何かを言っても笑ってくれなかっただろうし。
言われた瞬間はショックだったけれど、最終的にかなり仲良くなれたので、自分の中ではとりあえず解決！

…どちらにしても、顔に関しては結構おいしい素材になるんだなぁという実感を持った。
必ず「何歳？」って聞いてくる子もいるから、それだけでも話題が広がるし…
要はこちらの反応次第で、「怖い人」にも「何を言っても怒らないメガネ（苦笑）」にでもなりえるんだなぁ、と。
あたり前のことだけど、結構大切そうなことを再確認できた。
冬のシフトはこれで終わりとなってしまうことが残念だけれど、また春も参加したいなぁ。