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時の流れと共に…

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  • from: アヒル村長さん

    2009年03月19日 20時20分01秒

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    卒業式

    今日は小学校の卒業式だった。
    6年生とは全く接点がない自分だけど、時間が空いているならこればいい、と言われたので。
    自分も出席することに。

    卒業式には4,5年生も出席しているので、いつものクラスの子たちも当然式場にいた。
    教室の中ではあれだけ好き勝手やっている例の子たち、こういう時はまるで別人のようになれるらしく(笑
    姿勢とかそういうのはとにかく、ずーっと静かに座っていられた。
    練習の時からもちゃんとやれていたので、特にびっくりするようなことではないけれど…
    うーん、このギャップは本当に不思議。

    式全体としては、実は6年生自体もかなり問題がある学年だったとのことだけど、
    特には何事もなく無事に進行し、終了。
    歌う場面では、練習でほとんど声の出ていなかった5年生もしっかり歌っていたし、
    6年生も親も先生も、感涙を流している人がかなりいたし…
    自分たちが卒業した時がなんだか懐かしくなった。
    やっぱり卒業式は卒業式だなぁと思う(?
    「仰げば尊し」の前奏を聞くだけでも切なくなってくる。


    …ただ、問題も1つ。
    それは、なぜだか自分の革靴が無くなってしまったということ。
    卒業生の送り出しで外に出ようとしたら、靴が無い(!
    その時は探す時間が無かったので、とりあえず誰も使っていない靴を借りて外には出たけれど…
    その後よーく探しても、やっぱりない。
    式場の片づけが終わってから、学校に残っていた先生がみんなで1時間近くも探してくれたにもかかわらず、
    それでもやっぱり見つからない。
    しかも、「誰かが靴を間違えてはいていってしまった」と考えようにも、
    「間違えられて残ってしまった」革靴もなく。
    なぜか残っていたのは、どう考えても間違えようのない、しかもサイズも違うボロい運動靴だけ(苦笑
    不可解にもほどがある、という出来事。

    まぁ、無くなった革靴自体は、大学入学時に買ったスーツについていたおまけだから、そこまでの未練はない。
    それでも「学校で起きてしまったことだから」と、教頭先生から新しい靴を買うためのお金を渡されてしまったものだから、さぁ大変。
    普段お世話になっているうえに、忙しい中を先生総出で靴探しに時間を費やしてもらって、
    さらに軍資金までいただいてしまうなんて、とてもじゃないけど申し訳なさすぎる…

    いったん受け取って家に帰ってきて、親…地域つながりで小学校と結構密に関係しているので…に話したところ、
    予想通り「お返ししてくるわー」という流れになったけれど、それでもやっぱり受け取ってもらえず。
    そういうわけで、土曜日にはまた革靴が必要だし、早速靴を買いに行った。
    高い靴なんていらないから、買ったのはお値打ちなセール品。
    おかげで1足しかなかった靴が2足に…(苦笑

    少なくとも(今年度は)あと1日は学校に顔を出すつもりなのに、すごく行きにくい空気になってしまった。
    本当に申し訳ない。
    次に学校へ行くのは月曜日=終了式前日。
    しっかりお礼を言わないとなぁ。

    今日の天気:晴れのち曇り

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    ナオ

コメント: 全2件

from: アヒル村長さん

2009年03月24日 03時04分11秒

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「ボランティアで思ったこと」
初めのうちは1年生のクラスに入れてもらっていたから、早い段階で仲良くなれる子が増えてきて。
しばらくしてみんな甘え始めたので、図書館で個別対応に回る。
その間、休み時間や図書館での調べ学習のときなんかに、いろんな子と交流できて
「謎の人物」の知名度が徐々にアップ(でも、結局みんなにとっては謎の人物 笑
その後、年をまたいで3学期に入り、4年生のクラスへ入り始め、今に至る…

この一連の流れで早くも半年。
ケンカとかはあるものの、自分的にはかなり癒される空間(笑)だった1年生のクラスと、
授業なんてできるわけもないような、見たことのない荒れ具合の4年生のクラス(苦笑
いずれにしても、かなり現実的なクラスだった。
本家の教職系大学の人だって、こんな経験ができる人なんてまずいない。

先生でなければ実習生でもない、おまけに他のボランティアの人と比べて(見た目は別として)年齢も近い、
いま自分たちが通っている小学校を卒業したらしい謎の大学生。
そんな不安定な立場のおかげで見えてくるものもたくさんあった。
極めつけは最後の出来事…あれにはその後の話もあって。

実はこの日、ほとんどのクラスはお楽しみ会のよなことをやっていた。
でも、「クラス全体で楽しむことなんてできない」と判断されて、このクラスではお流れになった。
それがE君の抜けた後は…
どういうわけか、先生が校庭の側溝掃除をお願いしたらしく。
(掃除のお願い自体はもともと予定されていたらしい)
いつもだったら絶対にまともにできないようなことなのに、
この時は全員が協力して掃除に取り組んでいて、役割分担もすごくしっかりしていて。
男子も女子も、ものすごく楽しそうに掃除していた。
(実際、汚れやすいことを無視すれば、側溝掃除はなぜか楽しい)
なによりも、あれだけ沈んでいた女の子たちがすごくいい笑顔を見せているし、
男の子たちも、いつものグループなんて関係なしに、文字通りみんなで協力していた。
この地点ではまだ、自分が聞いた裏話を知らない先生は目の前の光景にびっくり。

経験とかから、直感的に裏話のような状況を予想できる先生も当然何人もいたけれど。
話を直接みんなから聞いた先生はいないらしい。
そんな話を聴けたのも、おそらく自分の立場のおかげ…
休み時間なんかも、先生と違って全くのフリーだから、
先生方に比べればじっくりと話を聞いてあげることもできる。
そのおかげもあってか、なかなか話を広げられないなぁと思っていた子が自分から話に来てくれて、
いろいろ思っていることを話していったり…


自分がこの6ヶ月の間に感じたことは2つ。
1つは、先生だけではどう考えても人手不足だってこと。
たとえどんなにいい先生でも、その先生自体は1人だけ。
それで20人以上の子に十分な対応をするなんてできるわけがない。
効果のほどは別としても、現に自分みたいなボランティアが貴重な人材となってしまうのだから…
教職志願の学生だったら喜んで集まってくるだろうし、学生でも地域の人でもどんどん取り入れていくべきだと思う。

もう1つは、自分が教職を目指す本当の理由。
もともとは、今のE君とは真逆の恵まれた環境…仲良くもないのに優しくしてくれるみんながいて、先生方もすごくいい先生で…
そんな中で受けてきたことへの恩返し、それが教職を目指す理由だと思っていた。
実際、今でもそうだけど…

思い込みであるにしろ何にしろ、自分には完全に対人恐怖症状態にあった時期があって、今もその名残が残っていて。
甘えることが許されないような環境で育ったから、甘え方なんて分からないし、
その原因である(父)親との関係には現在進行形で苦労している(苦笑
何をやっても叱られることもなく、甘やかされて甘えまくっていた弟を憎んだ時期もある。
そしてある時期からは、こんな奴らと同じ人間にはなりたくないと思い始め、それまでの考えを一気に転換。
「家の中に足りない要素」を身につけるようにしていって、とりあえずの形で成り立っているのが今の自分。

ここまでがもうすでに独善心に満ちたものなのだろうけれど。
その独善心の根底にあるものが、この6カ月で見えてきたような気がする。
そしてそれが、自分が教職を目指す根底になっているのだと思う。

この6カ月で見えたものは…「さみしさ」
例えばE君。
彼は、家庭環境的に相当恵まれない中で生きている。B君なんかもそうらしい。
1年生のクラスにも、家の中での思いをずーっと話してくれた子がいた。
家関係でなくとも、友達関係やらなんやらで困っちゃった子はいくらでもいた。
学校以外に目を向ければ、自然体験のバイトのときなんかにもいろいろあった。

要するに…何かさみしい思いをしている子なんかは特にそうだけど、
その気持ちを何とか少しでも和らげてあげたい、ということなんだと思う。
少なくとも、寄り添って何か少しでも手助けできれば…というような。
以前の自分と被せて見てしまっているのだと思う。

…結局、何を書きたかったのかよく分らなくなってしまった(苦笑
なかなか文にするのは難しい。
でも、自分の中では何か、6か月前には見えなかったものが見えるようになった。
来年度がどんなふうになるのかは分からないけれど…
使ってもらえるといいなぁ。

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ナオ

from: アヒル村長さん

2009年03月24日 01時51分54秒

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「小学校25 今期ラスト」
3学期最後…2008年度最後の小学校でのボランティア。
終了式は明日だけど、さすがに明日は何もやることが無いということで。
自分の活動は一旦ここで終了。
…で、今期最後の1日は一体どんな日になるのかと思っていたら、予想外の出来事が起きてしまった。

休み時間中、トイレから教室に戻ってくるとE君が何やら暴れている。
止めても止まるもんじゃないので、度が過ぎそうな所で(いい意味で)適当に止めていると。
迷惑を被っている子がやめろと言っているにもかかわらず、ヘラヘラしながら暴れ続けているので。
(このクラスではみんな何かあっても見て見ぬふり、
うっとうしい事とかがあっても明確な拒否を示せない…なので、
相手が「やめろ」とはっきり言っているのはかなり珍し状況)
さすがに、若干キレまして(苦笑
やり口が正しいかどうかは別として、E君が絶対にこちらの注意を聞く方法で注意をしようとしてみた。
その時にちょうど先生が来て、そこから個別指導入りになったので、それはまぁとにかく。
問題はこの後。

E君が教室から連れ出されていくと、教室の空気が一変。
…いつにない数の視線がこちらに向けられている。
そして、E君と最も仲がいいのだろうと思っていた子が一言
「グッジョブ」
それに続き、他の数人も同じようなことを言い始める。
いつもの流れなら皮肉程度の意味しかないのに、そういう雰囲気でもなく、なんのこっちゃ意味不明。
よくよく聞いていくと
「みんなあいつのことをウザいと思っていたけど、そういうこと(本気で注意)ができるのはあんただけ」
「で、本当にやったからグッジョブ」

これまで自分が「E君とその友達」だと思っていた4,5人の子がいるけれど。
その「友達」だと思っていた子たちから、この言葉。
当然、他の子たちからも同じような言葉。
ちらっと聞こえた感じでは、女の子たちもそんな話をしていた様子。
さらに
「だから、授業中にあいつが何か言ってきてもたまに無視してたでしょ?」
「みんなそう思ってるのに知らなかったの?」
…そんなもん知ってるわけないだろ(苦笑

それでも、なぜE君の友達(っぽく装っていた子)が休み時間中は他の子たちと仲良くできていたのか、
これでようやくつながった。
何よりも、以前いじめられていると書いた子が、なぜE君の友達とは仲良く(?)できているのか、それもこれで全てつじつまが合う。

たとえ何人かグループになってE君を注意したところで、結局は話が通じないし、言ったら言ったであとが厄介。
それでもみんな同じことを思っているのだから、その場ではE君に合わせていても、本心でないことはみんな知っている。
知らなかったら知らなかったで、バレないようにコソコソ話せばすべて解決。
だから、いじめられていた子もこの現状を知ってか、今ではいじめ問題が風化している。
さらに授業を受けたくないE君と一番の仲良しの子は、口火を切って授業を邪魔するE君に便乗…
おかげで、一番悪いのはE君になって、自分はそのとばっちりを食らうだけで済む。授業も適当な流れになる。

・・・・・

話を聞いていて、そんな背景が見えてきた。
…正直ゾッとした。このクラス、怖すぎる。
「5年生になったら、E君はかなりまずい立場に追い込まれるのでは…」
なんてことを以前書き込んだ気がするけれど、5年生どころか、今の地点ですでにそうなっていたなんて。
しかも、E君自身は絶対に友達だと思い込んでいる子が、実は
「え、別に俺あいつの友達じゃないし」

…この3ヶ月間、自分はものすごい勘違いをしていたらしい事に最後の最後に気づいてしまった。
間違いなく、この現実を知れたのはいいことだし、来年度以降に生かしていかないといけない。
でも、ものすごく後味が悪い。
自分は何も言えないまま、すべてのクラスは分解されて次の学年へ…

ある意味ものすごく合理的なシステムが出来上がっていたあのクラス。
そこに1年間いたのだから、みんないろいろ考えたのだろうと思う。
そうしないと、あんなシステムが出来上がってしまうはずがない。
逆に言ったら、無意識のうちにすごく強い団結力も結んでいたというような事だとも思う。
…でも、だとしたら。
その団結力をもっと別の使い方で生かすことはできなかったのか…
そういうことが話し合えないことに、すごく無力さを感じた。

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