自分にとって絶対の存在である母親、父親からの
言葉や行動から多大な影響を受けるのです。

心理学者であるシャトヘルムステッター博士によりますと、
成人した大人が0歳から20歳までに聞かされる否定的な言葉の数は
20年間で約14万8千回だったそうです。

私達は一日にして平均約20回も周りの人たち、
テレビ、ラジオなどから否定的な
言葉のシャワーを浴びているのです。

しかも、スポンジのようになんでも吸収する時期である
10歳までの間に、自分の最も信頼する
母親や父親、親戚の大人たちから言われた言葉は
どのように、その人のその後の人生に
影響されるのかはお分かりいただけると思います。

勿論、10歳までに社会生活を送れるように、
危険から身を守らせようといろんな事を学ぶわけです。

しかし、ほとんどの場合

「ほんとに馬鹿なんだから」
「あれをやっちゃいけません」
「これをやっちゃいけません」
「まったく愚図なんだから」
「いい加減にしなさい」
「おとなしくしなさい」
「うちにはお金がないの」
「我慢しなさい」
「おねぇさん（お兄さん）なんだから」
「妹（弟）なんだから」
「どうしようもないわね」
「うるさいわね」
「聞き分けのない子ね」
「悪い子ね」
「できるわけないでしょう」

などと、
大人からすれば悪気のない言葉だったかもしれませんが、
その一言一言を10歳までの期間、人間の脳はすべてを記憶してしまい、
そのすべてが“潜在意識”にインプットされてしまうのです。


その頃にインプットされた情報がすなわち今のあなたなのです。

潜在意識は感情を記憶します。

以上　潜在意識から・・