名古屋駅周辺で実験的に行われている、自転車の無料貸し出し…
その実験プロジェクトの愛称？が、標題にもある「名チャリ」。
10月から始まっていて、今月の中頃に終了となるのだとか。

…そんなことを新聞で読んで知っていたので。
ちょっと名古屋駅周辺で用事があった今日、自分もこの名チャリを使ってみることに。
近くの自転車置き場（何十ヶ所か置場があって、そこで自転車の貸し借りができる）へ行って、
身分証明できるものを係の人に見せて、利用者登録を済ませ…自転車ゲット。
できればあっちこっち走りまわってみたいものだけれど、一応決まり的に、この自転車を使ってもいいのは実施範囲内のみだし、あくまで交通機関としての自転車なので…
多くの人が使えるようにするためにも、それはやっぱり禁止事項。

でも、名古屋駅から自分の足で徒歩20分くらい（目的地まで、地下鉄だと1区間分）の距離を、自転車ならものの数分で楽々移動できてしまった。
やはり自転車は便利。
実験期間はもうすぐ終わってしまうけれど、今後ともぜひ続けてほしいなぁと思う。

…ただ。
自転車に乗ってみて、これはまずいと思ったことが一つ。
それは…自転車専用道。
一応、歩道と車道の間に自転車道として区切ってある道があるものの、あれはあまりにもひどすぎる。
歩いている間は何も気にしていなかったけれど…使ってみるとこれはひどい。
自転車で走り始めた瞬間、これを作ったのはド素人だぞと確信できるほど程度の低い代物だった。

自転車1台が走れるだけの幅しかないから、対面通行は絶対に不可能だし、
前を粗悪な量販自転車が走っていたら、それなりの自転車に乗っている人にしてみればものすごく不快な状態にもなりかねない。
もっとあり得ないのは、自転車道にバス停の看板が堂々と飛び出ている場所があること。
自転車道の配置的に、バス停が自転車道を横切っている（というか、バス停内を自転車道が走っている）のは仕方ないにしても…看板が飛び出てきているなんて問題外。
自転車道では道路を横断できず、道路を横断するには必ず歩道に出ないといけないというのも、かなり不自然。

もう何回も歩いている道だけど…まさかこんな欠陥があったとは。

今日の天気：晴れ