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時の流れと共に…

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  • from: アヒル村長さん

    2010年01月23日 00時50分26秒

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    小学校 39

    久しぶりに昼まで入っていた小学校でのボランティア。
    この日は朝からあれこれあったようで・・・
    教室に入った瞬間から、すでに何だか、ざわざわ。
    1時間ごとにある休み時間に毎回ケンカが起きるし、給食の配膳中にもケンカが起きるし。
    うーん・・・・・

    なにしろ、何かの手術後まだ間もないので「絶対に衝撃を与えてはいけない」ということが伝えられている子に対してでも殴りかかってしまう。
    …というか、その子自身もケンカで取っ組み合いをしている(苦笑
    止めに入ってから「○○君は手術をして…」という話を周りの子から聞かされた時は本当にびっくりした。
    なにも起こらず無事でよかった…


    なんだか、毎回同じようなことを書いているので話を変えて。
    休み時間にみんなと話していたことを。

    女の子と話していると、なぜかバレンタインデーの話になって。
    とある人にチョコをあげたいらしいけれど、お母さんが作らせてくれない、とのこと。
    それはまたなんでかなぁと思いつつも話を続けていくと。
    そのチョコをあげたい人というのが嵐のメンバーであることが判明。
    …そうか、それで作らせてくれないのか(笑
    話していると、他の子も何人か寄ってきて。
    小学2年生の間でも、嵐はすごい人気っぷりを発揮していることがよーく分かった。

    この話のオチはちょっと意外な?もので。
    嵐のメンバーの中で特にチョコをあげたい相手という翔君は「2番目に好きな人」と言っていて。
    試しに「じゃぁ、一番は誰?」と聞いてみたら。
    嵐の他のメンバーの名前が出てくるかと思いきや、答えで返ってきたのはなんと。
    「一番はおとーさん!」
    お父ちゃん、これは嬉しいだろうなぁ(笑
    ちなみに、お母さんは好きな人というよりももう「ものすごく仲のいい友達」というような雰囲気だった。

    …もう一つのオチは、「似ている」ネタ。
    これまで「小島よしおに似てる!」ということでおなじみ(?)だった自分に、新たなものが加わった。
    1つは、ジャニーズの有名なとある人(ファンの方に怒られるので名前は出さない 苦笑
    もう1つは、ザブングルの筋肉がカッチカチな方の人。
    ついでに、話し方は相葉君に似ているらしい…と言われてもよく分らないのが残念。

    いずれにしても…
    似ていると言われた3人の有名人の方々。
    顔のタイプにまったく共通点が無いような気がするのは自分だけか(笑

    今日の天気:晴れ

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    ナオ

コメント: 全2件

from: アヒル村長さん

2010年01月26日 21時05分59秒

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「見抜かれている大人の思惑」
小学校で気づいたことの、もう1つ。
3つ目は…大人の思惑は、実は子どもには見抜かれている、ということ。

漢字の練習にしても図工の時間にしても。
何か褒め言葉などを言われても、子どもからは
「そうやって俺をだまそうとする…」
「本当は思っていないくせに…」
というような一言が時折返ってきたりする。
なんで今日になって思い当たったのかはよく分からないけれど。
これは、なかなか鋭いことを言うなぁと思わざるを得ない一言だった。

…なぜか。
よく聞く(?)「褒めて伸ばす」ということ。
褒めることは大いに結構。
時と場合にはよるけれど、基本的に、褒められることはうれしいこと。

でも、それが本心ではない大人…おそらく、少なからずいる。
何と言うか「マニュアルとして褒めているだけ」というような。
例えば、自分がバイトしている塾。
研修を担当している、本部のベテラン講師が言った一言。
「子どもを褒めるときは、大げさなくらい褒めてやる」
…これはたぶん、理念としては大切なこと。
そして、講師としてもきっと、ただ額面的にこういうことを言っているのではないはず。
いっくら「できが悪い子」でも、その問題が平均的に見て難しいかどうかなんてことは分かること。
にもかかわらず、簡単な問題(その子にとっては難しいものでも、単元の最初の「基礎固め」的なページにあるやつ)ができたからと言ってそんな大げさに喜ばれたら…
そりゃぁ、バカにされていると思われたってしょうがない。

…にもかかわらず、自分が昔お世話になっていた某有名通信教材では、電話でも講習会でも、そういうことをやってしまっている講師を何人も見かけた気がする。
自分自身、あのアホみたいな猫なで声で褒め言葉を放つやり方は…嫌だった(これはまぁ、極端な例だろうけれど 苦笑
そしてそれは、形こそ違えど現在進行形で…少なからず、「またそうやって…」と言ってた彼とかの周りにはいる、ということ。

これはきっと、褒め言葉に限ったことではないのだろうと思う。
もしかしたら、「良いところを見つける」ということが、褒め言葉のこじつけになっている部分もあるのかもしれない。
たとえ小さい子でも、本心ではない言葉を投げかけていると…
きっと、いつかそれが「本当はそんなふうに思っていないんだ」と感じ取られてしまうのだと思う。
もしも気付かれてしまえば…たぶん、ダメージは大きいし、信頼も失ってしまう。

なにより、彼らのような子に共通することは、強く「褒められたい!」と思っている子だということ。
こちらの言っていることが本心だと分かると、やっぱりそれなりに喜んでくれる。
たとえ相手は幼そうに見えても、こちらのことはすごくよく見ている。
そういう部分ではたぶん、大人と同じくらいの力があるんだろうと思う。

昨日書いたことと重なってしまうけれど…
言葉の持つ力は、大きい。
何気ない一言が良くも悪くも大きな影響力を持っていたりする。
そんなことを改めて思った1日だった。

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ナオ

from: アヒル村長さん

2010年01月26日 20時25分05秒

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「小学校 40」
いつにもまして、とにかく元気すぎた今日の教室。
時間割の関係もあったのだろうけれど、
(2時間続けて図工だったので、その後の座学はつまらない…)
それにしても今日は、正直なところ普通ではない部分もかなり見られて。
大変。

この日になって確信したのは3つ。
一つは、これはもうどうにもしょうがないことだけど、担任の先生と子どもの関係の雲行きが怪しいこと。
声をかけるべき子が多すぎて、何かがあっても前後関係を掴み切る余裕がないから、
みんなにとっては思ったような対応をしてもらえないような状態。
なので、全体への指導も効果が薄れてしまう…悪循環。

2つ目は、みんなにとっての「正義」の基準が悪循環をもたらしていること。
…これもまぁ、年齢的にむしろ当然のことなのかもしれないけれど。
一言で言ったら独善的…もしくは、自分勝手。
確かに、判断基準や認識自体は間違っていないその通りなもののはずなのに、
どこかで道を間違えて、自分がやりたいことや思った結論を突き通すことが「正義」になっていく。
だから、親切心で始まったことが原因でケンカになる、なんてことが結構ある。
…ただでさえ納得できないようないやーな内容の原因が、元々は「いい事をやっただけ(なのにあいつが何かやってきた)」という認識で完全に固まっているので、
なかなか「すとん」と行く言葉がかけられない。

ボランティアとしてできることは、とにかくみんなの話をできる限り聞いてやること。
「カウンセリングマインドが大切」という言葉を身を持って実感。
実際に共感できることも多いから、そんなことを意識するまでもなくなんとかうまいこと行っている・・・ような気はする。
おかげさまで、幸いまだまだ信用されてはいるっぽい。
休み時間になるとあっちこっちから抱っこちゃんがくっついてくるので(笑

それよりなにより、あのクラスにいる子は、うまく行ったら文字通りの「リーダーシップ」を発揮できる子が多い。
リーダーとまではいかなくとも、中心となって何かを動かしていける力のある子は多い。
そんなこともあって、親切からのトラブルやらケンカの仲裁に入ってのいざこざやらが連発しているのであって。
年齢相応な(もしくは、ちょっと幼い部分のある)荒削りの行動力により良い価値観や判断基準が身につけば…?

パッと見だけで見れば、それこそ間違いなく学級崩壊。
でも、細かい部分をよーく見ていけば、その内実はまったくの別物。
だからこそ…何かしら、貢献していきたい。

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