実際には井戸端ではないし、会議でもないけれど。
学内を歩いていたら、最近全然会っていなかった友達とばったり遭遇。
もう帰ろうと駅に向かっていたところ、その場で話すこと1時間。
気づいたら1時間経っていた（笑
だったらすぐそこのラウンジ的なスペースにでも入れば良いものを、自分も友達もなぜかその場で立ち話。
完全に日が暮れて、久しぶりに風も強くて寒ーい中で、なぜか気づくと1時間。
こういう時の時間経過っていうのは本当に早いなぁと思う。

友達は自分らで言う所の「社士組」…社会福祉士の資格取得を目指す人ということで。
すでに教採が終わった自分らとは違い、今が大詰め。
試験は1月にあるそうで、就活も試験勉強もしなきゃいけないとかなり忙しい。
その就活も児童系の施設狙いとのことで、はっきり言って企業以上に難しい。
施設の絶対数が少ないし、そこの求人もごくごくわずか。
かなり苦戦しているとのことだった。

しかも、児童系の施設が男に求めるのは、どうも文字通りの「男らしさ」のようで。
正直言ってそういう雰囲気ではない彼にとっては余計につらい状況らしい。
人としては間違いなく良いやつなのに…
それに、みんながみんな「番長清原」的な雰囲気じゃ子どもも居心地が悪いだろうに（苦笑
数ある職員の中に、彼みたいな人がいたって何も悪くは無いような気がするのだけれど。
なかなか…厳しいんだなぁと思う。

そういうのを見ていると、「教員＝世間知らず」論が言われてしまうのも仕方ないような気がしてくる。
（それが正しいかどうかは別として）
少なからず、講師という滑り止め的な存在があるおかげで就活がものすごく楽になることは明らかだし、
自分のように、おそらく就活を経ることなく卒業へ向かうであろう人もたくさんいる。
おまけに、教育大に行けるような人たちは周りもみんなそんなふうだから、「別の人種」を垣間見ることも少なくなる。

…久々に12月っぽい寒さを感じつつ、いろいろと考えた一日。

今日の天気：晴れ